こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

氷壁

山岳小説がたまらなく好きである。新田次郎さんの「孤高の人」とか近藤四郎さんの「冬のデナリ」とかが好き。雪山が出てきて、登山用品の名前が出てくるとなんだかドキドキしてしまう。アイゼンって何だろう?ピッケルってどんな形?ツェルトってどうやって使うもの?いろいろ想像を巡らす。(登山経験のないこびとく)

だからNHKでドラマ「氷壁」が始まると知り楽しみにしていた。どんなお話かは知らないがタイトルが氷壁なのだから雪山のシーンが出てくるはずだと。ところが雪山登山のシーンは第一話だけでそこで遭難してしまって以降はほとんど山のシーンはでてこない。そして登山の物語ではなくどちらかといえば不倫というかドロドロした恋愛もののような感じになってきたようなので第二話で観るのをすっかり辞めてしまった。けれども少しはストーリーが気になるので小説の方を図書館で予約した。

上下二段の細かい文字である。日本文学全集の「井上靖」に収められているものなら待たずに読めるというのでお願いした。やはりドラマ放映されているので小説の方も人気なようなのだ。借りられる期間は2週間であとに予約が続いているので延長はできない。明日が期日なので頑張っているところ。でもダメかも。

「ザイルは切れたのか切ったのか?」自殺だったのだろうか?わからないままである。小説を読む限りではちょっぴりやな感じの人妻美那子を鶴田真由さんが演じている。ドラマでもやな女なんでしょうか?
知りたきゃドラマ観ろよ!本買えよっていう話です・・・はい。

ネットで予約ができるようになって確かに便利なのだけど次から次へと本が届いてしまうので貸し出し期間中に読み終えることができないまま、次の予約の人が控えているので延長もできず返すということが続いていて、なんかなぁの読書事情なのである。

ところでクツクツシタ通信UPしました。どうぞごらんくださいね。あと先日の文庫占いも楽しいんでどうぞ!