野鳥の会メンバーさんと姥子から湖尻を歩きました。
同じコースを歩いたのは昨年の6月。
夏鳥が去ってしまい、冬鳥はまだ来ていない。
そんな今の季節は旅鳥に期待します。
夏鳥というのは春に南から渡ってきて繁殖する鳥(ツバメなど)
冬鳥というのは秋に北から渡ってきて越冬する鳥(カモ類など)
一年中いるのが留鳥(スズメなど)
旅鳥というのは春と秋の渡りの途中で立ち寄るだけの鳥。
(このときのアオアシシギはオオソリハシシギだったかもしれません)
姥子駅をスタートしてすぐに箱根らしい石畳の道。
皆さん、歩きにくいのよねぇ、濡れてなくてよかったわねぇと口々に。
ほんとにその通りでわたしもこういうとこは苦手のはずですが、雨のハセツネ直後だと歩きにくさを全く感じなかった。あの夜に比べれば舗装された道のように感じました。
お弁当は昨年と同じく芦ノ湖が見える展望台で。
食べる前にまずは湖面をチェック。カモみたいのが浮かんでいるように見えたので慌てて双眼鏡を覗く。
そしたら釣り人が乗るボートでした。。。同じ勘違いの人多数w
昼食後はビジターセンターに立ち寄り。
いろんな情報収集ができます。何時間でもいられそう。
その後ビジターセンター周辺の野鳥の森を歩きましたが鳥は少なめ。
ヒヨドリの声ばかりが響く。
ヒヨドリは留鳥ですが、北海道あたりから渡ってくるグループもいます。
そのように北日本や山地で繁殖し、冬季に西日本や暖地に移動する鳥を漂鳥といいます。
留鳥以外は渡る鳥ということ。覚えておいてくださいね。
わたしは今回これを覚えました。
ウド。
ウドの大木のウド。酢味噌和えにするあのウド。
そして赤い実のガマズミに名前も似ていれば実も同じく赤い、カマツカがというのがあるということ。
鎌柄(カマツカ)で鎌の柄になるほど堅いそう。
赤い実の木はたくさんあって混乱するけど少しずつ覚えたいな。
ガマズミとカマツカ、似ているようで全然ちがうか?
この野菊系って他にもヨメナ、ユウガギク、タテヤマギクなどたくさんあって毎回区別できない。いつか攻略するのが夢。
いつまで経ってもわからないのはこちらも↓
ツリガネニンジンなのかソバナなのか、それともなんちゃらシャジン?問題は永遠の課題であります。
とにかく秋の花はたくさん咲いていました。
そして肝心の旅鳥は・・・。
森の中ではなく、ホテルの近くの開けたところの樹の中にみっけ!!!
教えてもらってやっと双眼鏡で捉えたのですが、胸が白っぽいからエゾビタキではなく、コサメビタキでした。(エゾビタキはまだら模様)
こんな風にいるんだ〜というのがわかって感動。
近所の緑地や公園、江ノ島にも立ち寄るそうです。
改めて図鑑の解説を読むとエゾビタキは『ミズキの実やゴミ捨て場のハエに集まり、テレビアンテナや電線にもよく止まっている』とのこと。
えっ!森の中にいるんじゃないの???
そしてサメビタキは渡りのときはエゾビタキと共に海岸や島の林にいる、とあった。
サメビタキは電線に止まらないのでしょうか?
いずれにしても近くにきっといる。そして期間限定。
今週もがんばっていきましょう。