こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

はやま三ヶ岡緑地から長者ヶ崎

野鳥の会メンバーさんと今月は"はやま三ヶ岡緑地"へ。

三ヶ岡山、別名大峰山は標高142.7m。

トレランでは仙元山100の1/5のとき、T2 Ultra100のときに通っています。

あんときは全く余裕なかったのでいつかゆっくり歩いてみたいと思っていました。

つつじコースから登って山頂目指し、あじさいコースで下山。

山頂広場ではコゲラがいっぱい飛び交っていました。巣立ちビナなのかな?

 

下山途中のあじさい公園でお弁当タイム。ここまで1.8キロくらい。その距離に1時間20分ほどかけました。

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ケチャップごはん弁当を食べていたら、公園に遊びに来ていた幼稚園生に『トンビに気をつけてね』とアドバイスされましたw

 

眺めも良くて、このままここで昼寝していたいような気持ちのいいあじさい公園でした。

昼食後は主に海岸を歩きます。

波は穏やかで、渡り途中のシギ、チドリ類に会えそうな予感。

葉山美術館の散策路を通って、お隣のしおさい公園へ。

ここでは20分ほど博物館にも入りました。貝の展示に見入ってしまった。

ずっと前に沖縄で拾った巻貝は『マガキガイ』だったと判明。(名前がわかってスッキリ)

その後、一色海岸〜大浜海岸〜長者ヶ崎と歩きます。

ハマダイコンハマヒルガオ

 

ハマボッス

 

ハマボウフウ(食べられます)

名前に全部ハマがつく。

海岸の植物には名前に『イソ』がつくのと『ハマ』がつくのがあってそこにルールはないのか?と考え始めると眠れなくなります。

 

チュウシャクシギ発見!

つい先日、江ノ島でもみつけてその時に調べていたので識別できました。

クチバシが弓なりのカーブを描いているのはだいたいダイシャクシギ、ホウロクシギチュウシャクシギのどれか。ダイシャクシギ、ホウロクシギはかなり大きいのでこれはチュウシャクシギ

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だけど大きさは双眼鏡で見ているだけだと実感しにくいし(肉眼でも見ること大事)、上空を飛んでいるとますますわからない。

今回はヒメアマツバメイワツバメがよくわからなかった。

腰のところが白いのは見えたからツバメじゃないというのはわかったのだけど・・・。

ブーメランみたいな形で飛んでいたらヒメアマツバメアマツバメアマツバメは大きい。

ヒメアマツバメ留鳥イワツバメアマツバメ夏鳥
ヒメアマツバメイワツバメが去ったあとの巣を利用する。

ヒメアマツバメについては1月にオンライントークイベントで目からウロコの楽しい話を聞いていたのでブログに書こう書こうと思いつつ、日が過ぎているのでここにリンクを貼ります。

note.com

 

さらにこの日はアジサシとコアジサシもわからなかった。

こちらも大きさで判断で小さい方のコアジサシだったらしいのだけど、飛んでいるときでもクチバシの色や足の色(コアジサシは黄色、アジサシは黒)を一瞬でもとらえて識別するといいとのこと。ちなみにアジサシは旅鳥コアジサシ夏鳥

 

自分ひとりでは判断できなかったけど、しっかり観察はできたということでヒメアマツバメコアジサシキアシシギをリストに加えて、今年見聞きした鳥は94種にしました。

(ちょっとズルかなぁ・・・)

 

あとこの日話題になったのは『ダーウィンが来た!』で放送された舳倉島でのオオカマキリが鳥を襲うシーンのこと。

これにはびっくりでした。

www.nhk.jp

襲われる鳥が見たことない鳥で(ベニヒワでした)それも含めみんなで話題に。

ってか、みんな『ダーウィンが来た!』が好きなのね〜

好きなだけ生きものの話ができる貴重な一日を過ごしました。

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