幻だと思いつつも手を伸ばしてその体に触れると手応えが。
さわれる!!
いっぱいなぜなぜするとしなをつくるゆっきん。
先に起きてキッチンにいるらしい夫に「ちょっと、ちょっと、ゆっきんが!」と大きな声で知らせる。
彼は「えー?」と言いながらやってきたけど事態を飲み込めない様子。
「ほら、ここにゆっきんが!」
と言っても見えていないみたい。
「ほら、ここだよ。触ってみ!」
とうながすと適当なところをギューッとつかんでしまい「ぐぅ」とのけぞるゆっきん。
わたしにしか見えていないんだ・・・。
夢じゃないんだ。ヤッター!
あ、雨が降ってる・・・・
と雨音で目が覚めた朝。
先に起きてキッチンにいた夫に「ゆっきんの夢みたよ」と言うと
「ああ、寝言でゆっきんって言ってたよ」との返事。

あなたに逢えるまで 眠り続けたい
眠い秋です。