こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

富士山で出会った鳥

富士山一合目から五合目の間で出会った鳥の写真は一枚だけ。コサメビタキです。
高い山にいるとされるのはサメビタキの方ですが、サメビタキは腹がもっと暗色とのことでおそらくコサメでしょうとのこと。
かなり近くの枝にしばし、いてくれました。○○ビタキって名のつく鳥は皆、目がクリッとしてかわいい。コサメビタキも目のまわりに白いふちどりでクリクリです。

歩いている間中、鳥の声がいっぱい。
一番多く聴こえていたのはルリビタキだそう。コルリの声も聴こえましたね、とのことでしたがわたしにはサッパリ・・・識別不能でした。でもコマドリの「ヒヒン♪」は箱根でマスターしていたので聴こえた♪♪
メボソムシクイの声も多かったそう。これもよくわからず・・・。でも姿はみられました。芋虫みたいのを口にくわえてたのでほんとに"虫食い"なんだと思いました。姿はウグイスに似ていて○○ムシクイたち、ヤブサメと言った地味系の色合いの鳥はどれも見てもウグイスと勘違いするのではないだろうか・・・。図鑑でみても違いがよくわからないからこれまでスルーしていました。
うれしいのはメボソムシクイは図鑑の中の『高山の鳥』コーナーに載っていたこと。低山専門のこびとくはこれまで高山の鳥は気にしてなかったもの。
どこへ行っても見られる鳥、例えばスズメとかムクドリメジロヒヨドリなどは全然いなかった。シジュウカラもいなかったようでかわりにコガラ、ヒガラ。普段の探鳥会とは全く異なるラインナップが新鮮でした。でもハシブトカラスはいましたヨ。

そしてメンバーさんから教えてもらった『奥庭』。ここでもいろんな鳥に出会えるそうで、絶対五合目までもう一度行きたいなーと思っています。
山頂を目指さない富士登山、奥が深そうです。

おまけ。富士山駅で昆虫に詳しいメンバーさんがみつけたルリボシカマキリ。ブローチにしたくなるような美しさでした。