こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

星空見えない?

週末の天気予報は悪い方へ変化している。
土曜日の雨は確実のもよう・・・
気温がそれほど低くなさそうなのが幸いなところか・・?

昨年のレースを思い出し、気が滅入る。
スタート時にはやみ、晴天になったが、暗くなってからまた雨が降った。そしたら一瞬のうちにトレイルが一変した。
ドロドロのツルツル・・・
急登りでは四つん這いになったままズルズルと滑り落ちた。真っ暗な中、悪夢のようだった。
軽く1500人以上が通ったあとのトレイルはとにかくすごい状態でシューズにはだんごのように泥がついて重かった。
あれ、もういっぺん経験するんですか???

そんな悪天候だったのに、深夜には晴れた。
一面に広がっていた星空
レース後、誰もが前日の雨のことではなくこのきれいな星空のことを語っていた。

だけど・・・・。
わたしはこの星空に気付かなかった。
夜空を見上げる余裕が全くなかった。
午前3時、リタイアを決めた瞬間にも頭上にはたくさんの星が瞬いていたというのに。多くの人がその星に励まされ、先を進んだというのに。

完走できなかったことより、星空に気付かなかったことの方が悔しかった。
去年のわたしには、ホント、完走は無理だった。まだまだ力不足だった。だけど星のことは・・・。なんであんなにも余裕がなかったんだろ・・

だから今年の年頭にジョグノートの目標は『ハセツネ完走!!星空見るぞ。』と書いた。
三浦半島のトレイルに通い、鎌倉のトレイルをくまなく走り、おひとりさま箱根も繰り返し、昨年は一度もしなかったハセツネ試走もした。すべては星空のために。

なのに、てめーっ!!秋雨前線めー!!

満天の星が見たいです