こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

野田山ラン♪

ちょっと金沢の実家に帰省していました。
今回もバッグの中にはランニングシューズを。あまりゆっくり走る時間はなかったけどどこを走ろうか?と考えたところ、ある場所を思い出しました。
それは野田山という実家ちかくの175メートルほどの山。全体が墓地になっているような場所ですが、ここ、中学時代に走らされた苦い思い出があります。その頃、所属していたバドミントン部には100名近い部員がおり、使えるコートは一面のみということで、とにかく新入部員は減らさなくてはいけないと、過酷なトレーニングでふるいにかけられたわたしたち一年生。
俗にいうシゴキですね。
「山走るよ〜」という健脚のセンパイのかけ声とともに一列になって山へ。
はい、頂上まで全部上りです。もちろん歩いたらダメ。給水なんてあるわけなし。
ビリの子には何か罰があったかもしれない。頂上についたら腹筋やら腕立て伏せやらやらされたかもしれない。←あんまり覚えてません。とにかく嫌だなーしんどいなーってことだけ覚えてる。
舗装路の両脇にはお墓がずっと並んでいます。頂上には実践倫理記念会館が建っていて、確かそこにはベイシティローラーズが来日したそうな・・・いとこのお姉ちゃんがコンサートに行きました。
まあ、そんなところです。

ふと思い出して走ってみることにしました。
記憶を辿りながら進みますが、昔あった牛が数頭いたところとか今はあるわけもなく、途中には山側環状線という大きな道路もできてなんだかあやふや。けれども次第に昔ながらの道が出てきて墓地が現れました。今のわたしにも結構キツい上り坂。
13歳のわたし、頑張ってたんだなー。暑い夏だったね

いやー、参ったな と思いつつ進んで行くと意外にもあっさり実践倫理会館が見えた。(今では昔の面影のない立派な建物になってましたが)ジゴクのように長い道のりだと思っていたけど、近かった。わたしも成長したということでしょう。
少し先に進んでみると向こうには雪を被った医王山の山並みも見えました。この道の先のことなんて考えてみなかったもんな。当時は。
実はすぐ近くに前田利家公の墓もあります。当時は全く興味がなかったので訪れることは一度もなかったですが、今回は立ち寄ってみました。かなりびっくり。前田家代々の墓がたくさんありました→
歴史ある場所だったんですね。しかも周辺にはトレラン練習になりそうなトレイルが・・・。
次回はトレランシューズを旅行カバンに入れて、ですね。

今回は諸事情により、往復夜行バスにしました。どこでも寝れるタイプのこびとくなので特に問題はなかったのですがひとつだけ残念なことが。それはお土産が駅や空港で買えないこと。到着は早朝だし、出発は夜遅い時間だし、バス停は金沢駅ではなかったのでいつものように百番街とかでお買い物できなかったのです。
でもご安心ください。実家近くのスーパーでこちらを入手!!

さあ、同郷の皆さん、悶絶してください。ビーバーですぞ!