こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

試走

今回の帰省の目的のひとつは11月に開催される金沢市民マラソンのコースを試走すること。
実はこの大会のコースは実家のごく近所を走り抜けるのだ。しかもそのコースは通っていた大学までの通学路だったり、馴染みのある繁華街を抜ける。兼六園など有数の観光地も通る金沢の黄金コースなのである。
移動は車が当たり前の金沢市民にとってはそれを走るというのは???疑問?という感じなのである。
両親や祖母に話したら一様にええ〜っと言われてしまった。以前のわたしだったら同感だったと思う。だけど今は違います。

ともかく走るのだ。
エントリーしたのは10キロコース。スタートは市営陸上競技場。ここは、小、中、高校時代の陸上競技大会が開催された場所。もちろん運動オンチのわたしに良い思い出などあろうはずもない。
今回は10キロではなく、スタート地点から実家近辺までを除いた8キロ程度を走ってみた。


まずは犀川へ至る坂を一気に下る
ここは復路では長い上り坂になるのだ


下菊橋を渡る
河原ではランニングする人、釣りする人の姿が


犀川を渡ると小立野台に至る長い上り坂が続く
とにかく金沢は坂が多い町なのである
原チャリで通学した大学への通学路を進む

石引通り。同窓生の皆さん、懐かしいでしょ!

実は本日は城下町ハーフマラソンの開催日。
同様のコースを進むので途中にはこんな看板が。
他に百万石ロードレースというのがあってそれもほぼ同じコースを走る

兼六園脇の道は緑が多い

辰巳用水。散策にも気持ち良いところ。

能楽堂。課外授業で能鑑賞に来たっけ。

長く緩い坂を下り切ったところが広坂交差点。
兼六園入り口では記念撮影している人も。
街路樹も美しい広坂通りを進む。

左手には21世紀美術館
金沢観光の中心地と言っていいかな。この辺り。
観光客も多いこの道をひた走る。


一番の繁華街、香林坊、片町。
こんなところをランニングなんてあり得ん・・・
でも走る。かなりまわりから浮いているこびとく。


このあとしばらく繁華街を人の波を縫うように走り、また川を渡り、長い坂を上って実家まで。
途中ランナーには出会わなかった。うーん、やっぱり走るコースではない〜。でも大会当日は交通規制があるだろうからきっと気持ち良く走れるはず。
とにかく想像していたよりずっと近いのだ。実家って金沢の中心街からすごく近かったのね、というのが正直な感想。住んでいたときはどこへ行くのも車かバスか原チャリで、歩くとか走るとかっていうのは選択肢になかった。
飲みに行って終バスを逃してしまって歩いて帰ったってことはあったけどそれは例外中の例外。

ということで、次回の帰省は11月です。坂が多いので記録とかは無理ですが楽しんで走れたらいいなー。
紅葉きれいだったらいいなー。