こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ウォーリー

元旦にウォーリーを観た。もちろんニューイヤー駅伝を観戦してからでかけた訳である。お正月って駅伝観る以外は案外ヒマなので元旦に映画館へというのは、我が家の定番になりつつある。

ウォーリーは700年間もひとりで地球をお掃除し続けている。街はウォーリーが処理したゴミのキューブがうずたかく積み上げられている。この映画、ストーリーもさることながら、とにかくロボットが魅力的。ウォーリーがゴミを手でかき集め、お腹に入れてグッと力を入れるとキューブ型にゴミが圧縮されてお腹から吐き出される様子も健気。前半はほとんどセリフは一切なしで大人も子供もウォーリーのゴミ処理に見とれるのである。
ときどきゴミの中に気に入ったものをみつけると彼のコレクションルームにそれが加わる。そのコレクションがみんなカワイイ。そういうところが見所かなぁと思う。
この画像は劇場にあった紙製のウォーリー。本物ぽかった。

劇場にはお子さまの姿も多く、上映中うるさいかなぁと思っていたけどそんなことはなく皆、固唾をのんで集中していた様子。わたしの隣りに座っていた男の子二人兄弟(小1&小4くらい?)、ドリンクとフードをそれぞれ手に持ち、親は居ず、子供だけの鑑賞だったけど前のめりになって映画を観ていた。シネコンってこんな風に『はじめてのおつかい』のようにに子供だけで安心して映画が観られていいですね。きっと親御さんはロビーで待ってるか上映中お買い物かな。
でもお父さん、お母さんが一緒に観ても楽しめる映画です。

そしてわたしが一番気になったのは未来の人間のこと。動く椅子にゆったりと座り、栄養はドリンクで摂り、何にもしないで楽してる。みんなウエストが太くてあごがなくて足の指も短くて椅子から落ちると起き上がることもできない。そんな体に進化というか退化してしまっているのである。メタボのもっと進行形。かなり現実的で怖かった。

映画のラストはえっ?ここで終わり?このあとどうなるの?ほんとに大丈夫?という感じですがそれもまたよろしいんじゃないかと・・・。

あ〜、お正月休み終わりましたね〜。
今日からお仕事の皆さま、お互いがんばりましょう!