こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

不穏な音

この前から漉き機から不穏な音がしていたのだった。
急ぎの仕事が続いていたので騙しだまし使っていたけれど…。

さすがに気になってきたので解体作業。

ここの穴に注油するのはほんとははずさなくてもいいのだけど
たまにはずしてやらないと駄目なのだ。ここの油切れは経験済み。

ところでコレ何かわかります?
漉き機のドラム型の刃を研ぐ砥石を掃除する道具。
砥石についた鉄粉をこれで飛ばしちゃうわけです。


知らない人が見たら何の事かさっぱりわからないとは思いますが。
漉き機やミシンって中古で買う事が多いので説明書はついてこなかったりします。よって手入れや調子悪くなったときの対処がわかりません。この漉き機はひとから譲ってもらったものなのですがラッキーなことに説明書がついていました。(コピーだったけど)そこに色々書かれてあったのです。油注す場所とかグリース入れる場所とか刃の出し方とか。機械屋さんが中古にもみんなこんな風に説明書をつけてさえくれれば出張で修理なんて頼まなくていいわけです。絶対、機械屋さんの陰謀なんだと思う。