こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

海辺でLSD

川島誠「海辺でLSD」を読む。LSDというのはロング・スロウ・ディスタンスの略でランニング用語、つまり長くゆっくり走ることをいう。 海辺でLSDするのは男3人兄弟の一番下の高校生の健。二人の兄と違って県庁所在地の進学校に進んだ。陸上部で長距離を選んだ。兄たちは地元の海辺の町でサーフィンしたり海の家で働いたりフラフラしている。 この前読んだ「一瞬の風になれ」のように陸上、陸上してない小説。でも海辺を走る気持ちよさは伝わってくる。海ではなく陸を選んだことで兄たちには呆れられたりしているのだけど。 海辺でLSDするのは良いものだ。わたしも海の近くに住んでいなかったらジョギングなど始めなかっただろうなって思う。っていうか続かなかったと思う。 もうちょっと「陸上もの」に浸りたいので今度は「800」を読んでみたいと思う。 小説の影響か陸上部=男子高校生という思い込みが激しくなり、今、陸上ブログにはまったりもしています。中長距離を走る高2のコのブログとか・・・。毎日の練習の様子とか合宿のこととか「関東大会」のこととか、こっそりのぞいています。←ちょっとオバサンはいってきてますかね