こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

レディース探鳥会

本日は久しぶりの鳥見に出掛けた。野鳥の会の女性限定のレディース探鳥会である。場所は横浜自然観察の森という公園。大船から一時間に2本の金沢八景行きに乗り約25分くらいのところ。広大な自然が保全されている場所なのである。

今日集まったレディースの皆さん15名ほどで森の中を鳥を探して歩く。最年少は小学4年生。最年長は60代半ば以上と思われるメンバー。樹木に詳しい人が多いのに驚く。こびとくは基本の野草はわかるけど樹木に関してはさっぱりなので無言でうなづくばかり。昆虫少年ならぬ昆虫少女(元少女ね。念のため)もいらっしゃる。皆さんすごいなぁ。毛虫だろうがクモだろうが全然ヘーキな方々なのである。
本日の収穫は今シーズン初のツグミが発見できたこと。そして冬鳥のジョウビタキも観察。個人的に大好きなスーパーおちょぼ口エナガの群れに遭遇できたこと。上空を優雅に舞うオオタカを確認できたこと。あと鳥の巣に関する知識もちょっとだけ増えたのがウレシイ。


ちょっとわかりにくい写真だけどこれはジョロウグモ。右斜め上の白いマユみたいなのが卵でこの卵を産んだあとこれを見守りながらクモは死んでゆくのだとか。この写真のも死んでるジョロウグモ。でもこの卵をくちばしで穴を開けて鳥が食べてしまうのである。でも根こそぎは食べられず、辛うじて残った卵が孵化する自然の摂理なり。「人間だったら欲深いから全部食べちゃうよねぇ」なんて会話になったりもした。自然を守るということは何かだけを保護するということではなくそれをとりまく全てのもの、環境を保全するということで容易いことではないのだということを感じた一日でもあった。

で、これが本日のお弁当デス。
忙しくても時々は緑のあるとこ行かないと
心と体のバランスがとれない自分を感じます。