こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

金沢の和菓子

金沢からの帰り、駅の名店街で自宅用の和菓子を物色した。試食品をお味見したりしてかなり気合いが入る(自分用だから?)。箱入りのおみやげ用ではなくてバラ売りされているものをいくつか買う。本当に危うく列車に乗り遅れるとこだった。
おいしいと評判の定番のものははずして、今まで食べたことのないものばかりを買ってみたのだった。写真の「栗天真(くりてんしん)」がすごくおいしかったのでご紹介しましょう。

カステラ生地に加賀特産丸芋を加え、渋皮栗を自然のままに使用した蒸し菓子なのである。カステラ部分は少ししっとり、そして栗の渋皮の風味がたまらないという感じ。金沢の和菓子ってオトナだと思う。普段食べる関東の和菓子はおいしくても比べると子供騙しな感じ。この前もブログに書いたけど大味なのである。金沢のこの奥ゆかしさ、繊細さはもはや和菓子という「文化」です。
とまたもや金沢自慢になってしまったけど、やっぱり金沢の和菓子はおいしいと思う。
この栗天真は浦田というお店のものでネットでも買えます。他にもおいしそうなのあります。

ところでクツクツ通信11月号もUPされてますのでそちらもどうぞ。あと毎度おなじみ今日おしもときどきドーゾ。