こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

三国山(箱根の)

こびとく日誌ですっかりおなじみのココ、三国山
展示期間中ですがお休みいただいて野鳥の会メンバーと歩いてきました

箱根町〜海ノ平〜山伏峠〜三国山〜桃源台
ランのときとは逆周りコースでじーっくり

終始いい感じで霧、空気はひんやり

三国山周辺は外輪山の中でも独特の雰囲気が漂います。
雰囲気をかもしだしているのがブナの巨木たち。すごい存在感。
野鳥の会メンバーさんのお話だと丹沢のものよりこちらの方が大きな木が多いとのこと。
ガイリーン一周で湯本から反時計周りだと三国山まで30キロ弱。景色を楽しむ余裕のなくなってくる頃ですがぜひランナーの皆さんにも気付いて欲しいと思いました。
ホオノキも大きくて葉も花もダイナミック。つるつる肌のヒメシャラの大木もあります。(ホオの花は終わりだけどヒメシャラの花はこれから)
登山道からほんのちょっとだけ視線を右に左に向ければそこに巨木があります。
そして三国山山頂で休憩中に聴こえてきた「ジューイチジューイチ、ジューイチ」の声。
カッコウの仲間ジュウイチの声です。ジューイチをくり返すうちにどんどんテンポが早くなり最後はジュッィチッ×××と呼び捨てたようにきこえた。図鑑にはカッコウの仲間では一番標高の高いところにいるとあったけど箱根でも声がきけるとは。カッコウツツドリホトトギス、ジュウイチは姿は似ているのに声はそれぞれ全く違う(しかもどれも特徴的)のがとっても不思議。そして托卵する鳥です。托卵相手もそれぞれ決まっているのも不思議。
しかし、近年托卵される側の鳥も学習してきて簡単には托卵されないようになってきたとか。それでまた別の鳥に托卵を試みたりなどしているらしい。そんな鳥にまつわるあれこれをベテランさんからきくのも楽しい時間です。
わたしが箱根でずっとコマドリと思っていた声も前奏がききとれなかっただけでコルリだったかもしれないということも今回判明。やはりひとりよがりの知識だけでは行き詰まりますね。

線香花火みたいで可愛かったコゴメウツギ。
ウツギって種類いっぱいあるんですよね〜と知ったかぶりをしてましたがこれはバラ科なんだそう。(帰ってから調べました)ちょっとずつ、ちょっととずつ覚えます。
オオバノウマノスズクサ(アサギマダラの食樹)のことは多分忘れてしまいそう。
追記/何度かみかけたのはキシタエダシャクもしくはヒョウモンエダシャク?確かに食樹のヤマツツジアセビがいっぱいありました。

さて本日から最終日までkikaさんに出勤します!(午後1時頃よりいます)
午前中の雨も午後にはあがりそう。もしかして期間中全部晴れの記録をつくれるか?お待ちしております!