こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

爆風のT2U100

なんでこんなにも風が強い日が多いのでしょうか?

よりによってそんな強風、いや爆風の日に決行となってしまったセルフチャレンジの100キロ、『T2U100(T2 Ultra 100 Endurance Run:Season3)』を走ってきました。

昨年の様子はこちら↓

kobitoku.hatenablog.com

『T2U100』とはTabisukeTabizoさんが企画してくれたランニング系SNSのStrava上でのバーチャルイベントで12/1~31までの期間中に100キロを16時間以内で完走するというもの。

今年は50キロ8時間のカテゴリーも新設で参加しやすくなっております。

 

今回は初チャレンジのこの方↓とご一緒しました。

hatakofuru.hatenablog.com

100キロはどの場所を走ってもいいルールですが、今回もTabisukeさん推奨コースを走りました。

ログを見てわかるように三浦半島のきわきわを走るルートなのでとにかく海風がぁ〜😰

 

観音崎まではまだ余裕がありました。

 

前回スルーした燈明堂跡や剱崎など突端までのピストンも嫌々ながらもやる!

突端だけにもれなく風強いです。

 

一番爆風だったのが野比海岸で、その時間の三浦アメダスで風速12m近く。

トレラン的に言うとITJの仁科峠の風よりすごかった。

まともに歩くことさえ困難という感じ。ところどころ砂嵐。

で、遠くに高層ビルが並んでるのが見えるんですがそれが三浦海岸のマホロバマインズ辺りと思われ、この風を浴びながらあそこまで進むのかと思うと何時間かかることやらと絶望的な気持ちになりましたね。

ま、でも山と同じですんごい遠くに見えても案外近いのかもと思い直して進みます。

海岸線の角度が変わるからなのか三浦海岸が近づくにつれ、少し走れるようにもなってきてなんとかその先へ。

風の強い海岸線ばっかりでどこがどうだったとかあまり記憶にもないけど、向かい風だったり、横風だったり、時にはめっちゃ後ろからドン!と押される追い風だったりととにかく全方向から風。ヘアバンドしてたのにめちゃくちゃな髪型になってました。触るとキシキシで解かせない髪に😭

目頭、目尻からは砂混じりの涙。

 

少し内陸に入れは風が弱まるのかと思えばそうではなく、吹きっさらしの大根畑でも全方向からの風!

 

上り坂でも推して知るべし。カーブ部分に風が集まることを知る。

 

風車なんかここぞとばかりにぐわんぐわん回ってました。

このあとのソレイユの丘も爆風が吹き荒れる。

相模湾からの風も日が暮れても弱まることがないようだった。

 

ヘッデンつけて佐島をぐるり。これがめっちゃ長い。上りも下りもある。

ここって有名人の別荘なんかがある高級住宅街なんですって。

そんなところを怪しい二人のランナーがゆく。

 

バス停での行き先表示が横須賀駅から逗子駅の表示に変わると少し終わりが見えてくる。

残り15キロ切った。

ここでトイレ休憩。80キロ超えてからの和式トイレは相当ヤバいw

芝崎海岸では波しぶきを浴びながらの走行。

 

逗子のなぎさ橋まで来ればあとちょっとなんですが、昨年と違いトレイルルートに誘導され登らされます。最後まで楽はさせてくれないルート、ごっついです。

そしてスタート地点の鎌倉駅にようやく戻ってくるのですが、実はあまりの強風のためカットした城ヶ島の分をまだ走らなくてはいけなくて。

イルミネーションで彩られた若宮大路を行って来い。それでも足りないから小町通りも行って来い。それでも足りなくて鎌倉駅のまわりをぐるぐる。

30~40分はそんなことをしてたでしょうか?

ついに100キロ超え!

終わったー🎊(駅のしめ縄に今気づいた)

あの風の中、15時間切り偉い!

 

画像からもわかるように常にわたなべさんが淡々とペースを刻み、わたしは背中を追い続けました。三方向プランク日課とされているだけあってとにかく体幹が強く風でもぶれることのない美しいフォームで走られていました。

昨年は後半ダダ落ちだったので今回は最後までしっかりタレずに走れた感があって気持ちいい。ご一緒させてもらえて良かったです。

わたなべさん、ありがとうございました😊

 

なお、カットした城ヶ島大橋ではトラックが横転するほどの強風だったようで、風も弱まらず撤去作業もできないというニュースを目にしました。

城ヶ島に渡らなくて正解でしたね。

終了後は着替えもせず、そのまま帰宅。

今回もオクタで汗冷え知らず!