こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

T2U100 (T2 Ultra 100 Endurance Run:Season2)

今年最後にして最大?のチャレンジ、『T2U100』を走ってきました。

『T2U100』とはTabisuke Tabizoさんが企画してくれたランニング系SNSのStrava上でのバーチャルイベント。

12/1~12/31までの期間中に「ロード、トレイルを問わず16時間以内に100キロを走破」するというもの。この100キロは分けて走ってはダメで必ず1回で走り切らねばならないルール。

三浦半島を一周する推奨コースも作ってくださり、さらに完走するとFinisherの文字が入った記念Tシャツを特別価格で販売してくれるというご褒美付き。

セルフチャレンジで100キロを走るなど、なかなかできないことだけどやってみようと思いました。

でも完走する自信がなくて今回は熟女練仲間に一部でも冷やかしの応援でもなんでもいいから〜とお願いして前半の伴走&メッセでの応援をしてもらいました。

さらにこのチャレンジを同じ日にするラン友さんとは逆回りにして途中で会うことを約束。

これで中盤まではやめられなくなるはず。(実際すごく力になりました。ありがとう〜💕)

で、完走できました!!!(鎌倉から時計回り)

三浦半島を一周すると100キロになるなんて知らなかったし、車でしか行ったことのないとこばかり。夏に観音崎横須賀美術館まで走っていこうとして馬堀海岸で挫折したわたくしめがその3倍以上の距離を走破です。スゴイ。

朝の鶴岡八幡宮はこんなにガランとしてた。

 

観音崎までは伴走してもらったのでマジ余裕。

その後ひとりになってからはどんどんペース落ちる。

 

コースに決まりはないのでなんだったら乗ってもいいなーと思っていた浦賀の渡しにも乗らずにグルっと自走。(追記・乗り物使うのはルール違反でした)

三浦海岸あたり、海沿いをずっと走る。青空と青い海がきれいだった。

中間地点くらいで逆回りのラン友さんとすれ違う。ちょうどスタートして7時間。

その頃はキロ8分台くらいに落ちてたのかな。

当初目標にしていたタイムは14時間で休憩含め2時間で15キロ進めたらいいなと思っていた。

理想はキロ7分台でずっと。高すぎる理想デシタ。

現実はキロ8分が9分になり、10分になり・・・それ以上になり。

足が痛いとか、食べられなくなるとかのトラブルはなかったのに。

コンビニ休憩は3か所でそれぞれ10分程度。他にはトイレ休憩が何回かあるくらいで信号待ちも少なく、ほぼずっと動いていたとは思います。

なのに2時間で10キロしか進まないときも。本人は走っているつもりだけどほぼ歩行ペース。それがウルトラ。

神奈川と思えないような風景が続きます。

三浦の新鮮野菜の直売も魅力だった。

夕陽スポットの荒崎公園あたりから時間や距離の感覚がおかしくなってくる。いやその前からか。

1キロがむっちゃ長い。

もう1時間くらいは走り続けていると思うのに時計見ると20分も経っていない。

日が暮れてからは3~4キロくらいのところが2時間くらい走っても着かない、そんな感じ。実は錯覚なんですが。

どうなっとるんや?どうなっとるんや?とヨロヨロ走る。

歩くくらいでも止まらなければ良い!とメッセでアドバイスもらったからとにかく進むがいつまで経っても着かない。20分以上走ってると思うのに時計は5分しか進んでいなくて錯覚に拍車がかかってる。

そんなだったのに逗子の渚橋まで来たら、あとは早かった。

残りわずかと思うと気持ちが切り替わるんでしょうね。

逗子マリーナでなんとTabisuke tさんとmさんがサプライズ応援してくださった。

この瞬間のみペースがいきなりキロ6分台になってたのには苦笑。

そしてここから鎌倉まではエッ!?と思うくらいすぐだったのが本当に不思議。

一体どうなってるんや???

こんな風に脳が騙されるのがウルトラなのだとよくわかった。

割と暖かい夜で走っているときはグローブも外すくらいだったのに、終わって家に着く頃にはガタガタ震えたりもして体感温度も変わるのかなぁと。

長距離を走ってみないとわからないこと、それを垣間見れたのでチャレンジして良かったなーと思います。

昨夜はうなされましたがw

 

そして今回特筆したいのがコレ↓

伴走してくれたJさんが教えてくれた「ポテチサンド」

パンの間にポテチとキャベツなどをマヨネーズで和えたものが挟んである。

塩味が効いてて補給に最高💕

レトロな佇まいの『中井パン』さん。京急県立大学駅堀ノ内駅の間くらいにあります。

ポテチパンはここだけのオリジナルかと思いきや、横須賀のソウルフードなんだとか。

1970年代初頭、菓子問屋の依頼に応えて横須賀市内の老舗パン屋さんたちが考案したものだそう。歴史あるパンだったんですね。

T2U100にこれから挑戦する皆さま、コース上にありますのでぜひ!

www.strava.com