11月下旬の箱根、夜間早朝は冷え込むだろうということで寒さ対策について色々考えました。これはすなわち、夏の高山での寒さ対策の練習にもなりますよね。
寝るときの防寒はもちろんだけど、夜ごはんをメスティン炊きしたいということは炊事のときの防寒も必要。
なので新たにダウンパンツを購入。
履いたまま寝れば、シュラフが冬用のものじゃなくてもいけるかと。
↑こちらにしたのは完全に股下サイズの都合です。
股下70センチ以下じゃないとわたしには長すぎる(泣)
他社のだとユニセックスのものも多く、XSでもデカ過ぎて。モンベルはwomen'sのXSがちゃんと小さいサイズなのがいい。股下は66.7センチ👍ぴったりでした。
サイズが小さいとサイトに表示された重量より若干軽く、182g。
シュラフはダウンハガー800の#3なので快適温度4度、使用可能温度マイナス1度。
上下ダウン着たまま寝れば大丈夫じゃないかと思った。
さらにシュラフカバーがあれば寒くないだろうと考え(持っていないのだが)、思いついたのがこちら。
エマージェンシービビィです。
2022年のUTMF前に仮眠用として購入したもの。コロナ禍前のレースでは仮眠テントにはみんなで使い回す毛布があったのだけど2022年では毛布の用意がないってことでこの寝袋型のものを買いました。しかしレースでは使用せず、以後一度も使っていなかった。
その理由のひとつにエマージェンシーシートもそうだけど、広げたらもう元通りには畳めない恐怖があった。
確かに元通りに畳むのは無理でしたが、↑このように空気を抜きながら端から巻いていけばOKだった。テントもシュラフもみんな『空気を抜きながら』というのが収納のコツですね。
で、家の中でこの中にシュラフを入れて潜り込み、あったけぇ〜と悦に入っていたのだが・・・。
実はエマージェンシービビィはシュラフカバーとしては使えないそう。
シュラフカバーとして使えるのはエスケープビビィの方なんですって。
"エマージェンシー"と"エスケープ”の違いに気づいていなかった。値段の違いは知ってたけど。(だから安い方のエマージェンシービビィを買ってた)
違いについてはYAMAHACKが詳しいです↓
エマージェンシービビィがシュラフカバーとして利用できないのは透湿性のない素材だから。結露してしまい、シュラフが濡れてしまうとのこと。
知らなかった・・・・
それならテント内の床に広げて敷いて、その上で寝たら地面からの冷気を遮断してくれるんじゃない?と考え、やってみたら全然寒さを感じず。わたしってば天才!って思いましたがただ単に気温の高い夜だったからなのかも。
ダウンパンツ脱ごうかなと思うくらい暖かい夜でした。
4月にソロでこのキャンプ村に泊まった時の方がよっぽど寒かったし、今回はテントも一切結露せず。
エマージェンシービビィは100g。今後装備品に加えるかどうかは微妙。
エマージェンシーシートは常に持っているしね。
今回、荷物の重量は10キロで二日目は2キロほど減ったのに全然楽にならず、やっぱわたしの限界はこのくらいかなぁと思った。
重量10キロで一日8~10時間の行動時間なら歩けると思うがそれ以上だと厳しそう。
たぶん、体重の1/4あたりが限界値ということなんでしょうね。
寒い時期の方が防寒対策で荷物が重くなりそうなものだけど、夏山でもダウンなどの防寒具は持っていくし、さほど荷物に差がなかった。
夏の北岳の時と比べてみると、外した装備はアタックザック、ザックカバー、サンダルなどと水が1.5Lくらいで2キロちょい減った。
けど今回はダウンパンツ(182)、ビビィ(107)、双眼鏡(300)、メスティン2個とポケットストーブなど(500)とワイン(500)とか米や野菜、肉団子など食料多めで2キロちょい増量。
結局、同じくらいの重量になっていた。北岳のときの方が前泊もあり、もうちょい重かったみたいだが。
結論としては夏は水で重くなり、冬は防寒で重くなるってことであまり差がない。
来年はヘルメットを買わなきゃなぁと思っているからこのままでは10キロ超えるのは確か。
ザックとテントが軽ければ総重量が軽くなるけどせっかく選んで買った愛すべきザックとテントはまだまだ使いたいので創意工夫と重いのを背負って歩くトレーニング(筋トレ?)しなきゃね。
ザックは1040gだけどキャリー・ザ・サンやボトルホルダーをつけると1200gくらいになる。フレーム付きで24キロまで背負えるやつなんだけどそんな重さを背負って歩けるわけはなし・・・スペック高過ぎだったか?
45Lだけどそれ以上にいっぱい入るので嵩張るものでも軽いものであればどんどん入れちゃえるのがいい。
お気に入りの装備品はこのゴミ袋。購入した覚えはないがなぜか家にあった1枚。
レジャーシートの代わりにもなるし、透明じゃなくてグレーだからテント設営のときにペグ置いたりしても見失わない。何度も洗って再利用してます。
全くまとまらない記事になってしまいましたがあれこれ測ったり思案するのも楽しいものです。