テントが手に入ったら次はザックです。
テント泊には60~70Lの容量が一般的とのことにビビりました。
しかもその手のザックは荷物を何も入れなくても2キロくらいの重さがある!
マジで?!
担げる気がしない。。。
試しにこちら↓をお店で背負わせてもらったのですが
これ背負って山登りする自分をイメージできなかった。
小学校に入学したとき『ランドセルが歩いとるw』と笑われたわたしですが、まさにザックが歩いとる状態。
多分、転んだらもう起き上がれないな。
店員さんからはザックをおろしたり、背負ったりするときに一旦、膝の上にのせるといいということやヒップベルトは腰骨を包むような位置にすることなど教えていただいた。
申し訳なかったがザックは購入せず行動食だけ買って帰る。
縦走ではなく一泊なら50Lくらいでもいけるのではと考えてもう少し軽量なものを探すことにした。
- ユニセックスではなくwomen'sモデル限定
- ザックの重さは1kg程度(さらに軽くてもよい)
- 最大積載重量13キロ以上
- フレーム付き
- 価格は抑えめ
フレームなしのULなカッコいいザックも欲しかったのですが、大抵は積載重量が少なくて荷物が10kg以上になるときは向かない気がしました。価格も高めだったり、売り切れやオーダー制ですぐに手に入らないということもあり。
もうちょっとテント泊の経験値を上げてからUL装備に寄せていけたらなと思いました。
テントはネット上で比較検討しやすかったけれど、ザックにはサイズの問題がある。
試してみたくても近くにお店もあまりないし・・・
なのでwomen'sでさらにサイズ調節のできるものを探すことにしました。
で、背面長です。
『背面長』最初は読み方もわかりませんでした。"はいめんちょう"と読みます。
首の後ろの一番出っぱった骨のところから腰骨の一番高いところから背中の中心に向かって水平に伸ばした位置を結んだ長さのことです。ここの長さがザック選びに重要なのです。
わたしの説明だと何言ってるかわからないと思うので良かったらグレゴリーのサイトを見てください↓
背面長は身長とは関係ないらしい。
わたしは胴長なのでそれほど背面長が短いわけではなさそう。それでも普通の人よりは短いとは思う。なのでwomen'sまたはSとかXSのザックになります。
この背面長が自在に調節できるザックがみつかりました。
重量 1040g
women'sモデル
容量 45L
耐荷重 24kg👍
EXPEDというスイスのブランドのライトニングというモデル。60Lもあります。
背面長はこのようにセンターでスライドさせることによって自在に調整できます。(36~53cm)
荷室を身体に寄せるベルトも2か所あり荷物の量によって選べます。
オプションで外ポケットも購入したのでこれを取り付ければ50Lくらいになりそう。
今回の箱根キャンプの装備ではまだまだ容量に余裕がありました。
うまくパッキングすれば二泊以上でも大丈夫な気がします。
使ってみて思ったのは、やはり軽さは正義。
帰り道は食糧や水の分軽くなるので楽だった。
予算さえあるならば全部軽いもので揃えるのがいいのでしょうねぇ。。。
予算さえあればね。
そして今回はスリーピングマットにまでは予算が回らなかったのでこちらを買いました。
FPマットの幅50cm長さ100cmのもの。
重量160gですがこれを幅45センチにカットしたので125gになりました。
なんかマットだけULになっちゃった。
厚さ5mmなのでクッション性は全くなく硬いマット。
キャンプ場だったから地面は整地された砂利だったせいもあり問題なく眠れました。
枕の代わりに着替えの入った袋を頭部分に足元はザックを敷きました。わたしの場合は100センチのマットでも膝より下までカバーできるんで。
このマットは4つ折りにしてザックの背中部分に入れると背中の当たりも良くなるし、二つ折りにすると座布団代わりにもなりました。地べたスタイルでの調理や食事に重宝しました👍
荷物を軽くするということはひとつのものをいくつかの用途に使うということも学びました。
ザックやテントを軽量化しようと思うとお金がかかるけれど、クッカーなどの軽量化はそれほどでもないし、アイデア次第でいろいろ軽量化ができるのは面白い。
一方で双眼鏡は装備から外すことはできない。(300gあります)
本も持っていきたいなーとも思うし。(そのうち野田知佑さんのように読んだページから燃やすようになるかも)
キャンプ場で迎えた朝。思い出に残るバースデーでした☺️