こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

お灸のワークショップ

最近マイブームのお灸。タイミングよく近所でワークショップが開催されていたので参加してみました。
せんねん灸のお土産付き(ランナーのためのお灸のチラシが気になりますネ)テーマは『一年の疲れを癒すお灸』ということで自分でできるお灸のツボなどを教わり、あわせてストレッチも行いスッキリ。
しかし一番おもしろかったのは"もぐさ作り"

もぐさの原料は「よもぎ」ということはごく最近知ったばかり。
ワークショップの最初にまずはよもぎからもぐさの製造工程を教えていただきました。
6〜7月に摘み取られたよもぎは天日干しされます。次に陰干しします。
そして火力乾燥させます。
完全に乾燥させたら粉砕させます。
そのあと臼仕込み→分離→精選とこれまた手間のかかる作業が続きます。
今回はある程度までできあがったものを利用して最後の工程だけを体験。
乾燥させたよもぎをすり鉢で擦って繊維だけ残るようにふるいにかける工程を何回か繰り返すとお灸として利用できるもぐさができあがりました!
綿のようにふわっとしています。
このお手製のもぐさをスライスしたしょうがの上に乗せてお灸。いつも使っているせんねん灸よりもピリピリとした刺激が心地いい。
生姜のかわりににんにくや味噌も使われるそうです。(おもしろ〜)
自然の恵みを健康に活かす知恵。
すごいなぁとしみじみ思いました。