こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

タカネノハナ

杓子山(1597m)までの苦しい登りの途中にはたくさんの夏の山野草が咲いていた。
ちょっと余裕がなくて写真は撮れなかったのだけどここにメモしておきます。フシグロセンノウ。
これは去年も目についた花。今が盛りとたくさん咲いていた。
あとはカワラナデシコのピンクがあちこちに。コウリンカは一輪だけ気付く。
ソバナやヤマホタルブクロなどうつむきの花もいっぱーい!
ちっちゃなカイフウロも可憐に。大きなマルバダケブキも。
ほんとはもっとのんびり花を愛でながら進みたかったけど。
そんな中気になるチョコレート色の小さな花がありました。図鑑でみたことあるようなないような・・・
子ノ神へのあのロープ&岩のあたりにもチョコチョコ咲いていた。20〜30センチの背の低い花なのだけど登りだとちょうど目の高さに咲いているようになる。色が独特だったので帰ってから調べてみるとすぐにみつかった。
シュロソウ。
ん?でも背丈が50センチ〜という記述。絶対そんな大きくはなかった。ともう一度調べ直すとタカネシュロソウだということがわかった。
シュロソウの高山型。バイケイソウの仲間。全草が毒だそう
わたしはあまり高い山に行ったことがないので高山型の植物や生きものに出会えるととっても嬉しい。
タカネシュロソウ。きっちり覚えて引き出しにしまいました。

この日、拾った羽根はメジロ。ちっちゃさと縁にメジログリーンですぐにメジロとわかりました。あとはトラツグミの声が聞こえていたことが印象に残る。
鉄炮木の頭のあたりで虫取り網を持った男性に出会う。
何を探しているのですかー?と尋ねてみたら『ミヤマカラスシジミ』だと教えてくれた。
これも調べて見ると日本固有種。絶滅危惧種のよう。地味〜なシジミチョウだけどよく見るとキレイ。覚えておこう。また行きたいナ〜(熊鈴忘れずに)