こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

痛み止めの薬

ITJが終わってあっという間に一週間。
過去のできごとになりつつあるけれど、もうちょっとだけ思い出話を。

よかったと思ったことのもうひとつはゴール後に簡易版の記録証がもらえたこと。ハガキサイズのコピー紙だったけれど速報タイムと種目別順位が記載されていた。後日、正式な完走証が郵送されるとのことだが、これで充分な感じです。
やっぱり記録はゴール後すぐに確認したいもの。立派な体裁のものではなかったけれど、あるのとないのでは大違い。
まさか完走できるとは思っていなかったので、ゴール後に会った知り合いにも「完走したよ〜」とこの紙切れを見せまくりの大興奮。この"見せられる何か"が手元にあったことが単純にうれしい。
大きな大会では完走証が後日郵送っていうのはよくあることだが、送られて来る頃には記録などどうでもよくなっているので、経費節減のためにも簡易版でいいから記録がわかるものを当日渡してもらえればそれでいいな。
こういう点でもITJはランナー側の気持ちに寄り添ってくれていたような気がする。

ところでこの一週間、それほどレース後のダメージというのはなかった気がするけど、ここにきてあちこちにかゆみが発生。
一番かゆいのは後ろ腰。
レース中、腰にチクチクした痛みが発生していた。それは何かというとサポートタイツの腰の部分についたタグが素肌に擦れて発生した痛み。レース後半には他のところに気を取られてその痛みは気にならなくなっていたがレース後、お風呂に入るとヒリヒリと滲みた。ザックのウエストベルトが当たるところにも擦れた擦り傷が。あとシューズのカカト部分に靴擦れ。そういうものが日が経ち、全てかさぶた状になっていて今、非常にかゆい〜
ハセツネではこういう擦れはあまり経験しない。ITJではそれだけ走っていたということかな。走って揺すられた分、擦れも多かったのかと。途中から痛みが気にならなくなった理由のひとつは痛み止めの薬が効いていたってこともあるかな。

今回は痛み止めの薬を一日の限界とされる3回飲みました。
朝、スタート前に。お昼頃、二本杉峠でおにぎり食べてから。そこから指折り4時間数えて午後4時過ぎにもう一度。
「4時間以上あけて一日3回まで」という薬でした。
12月末から膝痛に悩まされ、整形外科でロキソニンジェネリック薬であるロキソプロフェンを処方してもらいました。胃薬と一緒に飲む鎮痛剤。
しかし、レース前のインフル感染によりタミフルを服用することになり、飲みあわせの悪いロキソプロフェンはNGとのこと。そのときに頭痛の強いとき、熱が38度以上のときに飲む頓服としてカロナールという薬をもらいました。
これもいわゆる鎮痛解熱剤。歯が痛いときなんかにも飲むといいと薬剤師さんに教えてもらったのでレース中はこちらを投入しました。カロナールロキソニンより緩やかな薬で他の薬との飲みあわせもよく、空腹時の服用は避けるよう指示されましたが、ロキソニンのように胃薬と飲むということはしません。ロキソニンは常用すると胃潰瘍ができるときもあるそうです。
カロナールの方が穏やかな薬とされているけど人によってはカロナールの方がよく効くこともあるそう。
わたしにはカロナールも効き目があったようです
今回のレースではこうやってお薬の力を借りて、足をつく度、脳天に突き抜けるような痛みを鈍痛に変えました。時間帯によっては全く痛みを感じないときも。まさしく執念の完走でした。

ただし、このカロナール、肝臓に障害を与えるおそれがあるので服用中は飲酒厳禁。
よってゴール後のとかはナシ・・・。
ま、ゴール遅過ぎで荷物受け取ったらお風呂も入らず帰って寝るだけだったです。帰宅は午後11時ですもん。


おしまい。