こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

DNF

今年は選べる色のTシャツ。なかなかかわゆいITJ(松崎〜修善寺間70キロ超えのレース)を走って来ました!半年ぶりのレースにワクワク。

先週金曜の診察ではレントゲンによると骨折部は順調でしたが、その周辺部分の骨粗鬆症になっているところはもとに戻るにはまだまだ時間がかかるとのことで疲労骨折しやすいから注意とのことでした。痛みが出たら要注意と念を押されたのでとにかく痛くなったらリタイアと決めての出走。(ちなみに医師には70キロのレースに出る話はしてません)
痛くなくてもまあ40〜50キロが限界だろうと思っていました。
結果は43.5キロの関門時間をオーバーしてしまいDNF。
骨折による二ヶ月半のブランク、その後4週間あったけどチョロチョロと走ったくらいなので想定通りの結果ではありますがせめて関門時間には間に合わせたかった。でもそんなに甘くはなかった。
ランニングって絶対ごまかしがきかないということが身にしみてわかりました。

スタートは夜明け前の6時。トレイルの入口で朝日。

去年、立ち止まれなかった黄色に染まるトレイルの写真は撮れました。
写真なんかより実物はもっともっときれい。圧倒的に黄色なのです。前回より余裕ぶっこいで写真撮ったりしてましたがそんな場合ではなかった

途中からは関門時間に間に合わせようと必死でほとんど飲まず食わず。この場所で関門までは『下って残り1キロちょっと』と知らされ残り時間6分。間に合わないことが決定的に。
それでもここまで来たからこその富士山とこの伊豆トレイルらしい風景を見られたことには満足しています。

納得したとはいえ、リタイアバスはレース続行中の選手の横を通り切ない。
路肩には雪もあり、風も強く寒そう。やめて良かったと思うも切ない。こういう気持ち、もう味わいたくないけど覚えておこう。

リタイアするとチップの回収はチップのみではなくゼッケンごと回収です。使用後のゼッケンなんて帰ったら捨てるだけなんだけど取り上げられるとそりゃ心は傷つくものなんです。ゴール会場に到着しても完走証ももらえず、手持ちぶさたなだけ。
光のゴールゲートに向かう姿はどれもまぶしすぎる。

ランニングの神様はわたしにお灸をすえましたね。絶対このどん底から這い上がってやるー!