こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

シューズを新調

新しいシューズですSPA TRAILやIZU TRAILはサロモンのセンスプロで走りました。自分にはすごく合っていてリピートして何足か続けました。(センスプロ2まで)でもセンスプロ3へのモデルチェンジで底が変わって違うタイプのシューズになったことで次どうするか悩みました。
似たようなタイプはセンスライド。なんか色もソックリ。
型落ちはセールになっていたので先日思い切って購入。サイズ感はセンスプロと同じときいたので22.5。
"オールラウンド"なシューズとどこかに書かれていたのが少し気に入らないけどロードもトレイルもって考えればいいのかな。

で比べてみたのが上の画像の右側。
ボロいほうがセンスプロ2。インソールは比べても違いが全くわからず多分同じ。
底のパターンは少し違うけど似た感じと言えばそうだ。
履いて最初に思ったのはベロが長い!
あとヒールが高い。

シューズはなぜか"ドロップ"という言葉を使うみたい。
カカトとつま先の高低差のことをドロップと呼ぶ。靴業界ではあまり使わなかったと思うが。
職人さんは"ソリ"って言う。わたしもソリを使う。
このソリ(ドロップ)がセンスプロは6ミリ、センスライド は8ミリなのだ。
最近いつも履いているシューズはロード用が6ミリ(onクラウドX)アルトラスペリオール2.0が0ミリ。
6ミリも8ミリも大した違いはないって思ってたけど最初に足入れしてまず違和感感じた。
足って敏感。

でも昨日の夜、2時間ほど履いて走ったらもう慣れた。
足って鈍感。

ちなみに工房こびとのくつやでは5~10ミリのヒールが付く木型を使っていて10ミリのカカトをつけています。少し高くのご要望でも15ミリまで。

最近、#KuTooが話題になっています。靴と苦痛と#MeTooからこのハッシュタグが生まれたとテレビで見ました。
靴が苦痛なんてつくり手としては悲しい。
ヒールをやめて会社ではスニーカーという映像が流れたけど、その方は紐をきちんと結んでいなかったのも気になった。

わたしも就職活動の時はヒール履いたなぁ・・・。
靴屋に就職したのでその後は自社のものならどんな靴を履いてもOKでヒールを強要されることはなかったのでフラットのものしか履かない人生になった。
今はハイヒールで歩いている人を見ると尊敬の念。夏にストッキングを履くのもすごいと思う。ベビーパウダーとかはたくのかな?

話がずれていきましたが、センスライドがオールラウンダーということなのでこれで信越110kを走ることにしました。
頼むよ相棒。