こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

今年も日本山岳耐久応援!

UTMFから二週間後ということで今年もエントリーを見送った秋の大運動会ハセツネ。
夫や知り合いもいっぱい出場するので応援に行ってきました。これまでと違うのは整列のときのタイム別プラカードが1時間おきなこと!
これまでは10時間、12時間、16時間、20時間とざっくりでした。
とはいえ、渋滞はあまり改善されなかった模様・・・
いざ、出陣!
それにしても人数が多い。エントリー2700名オーバー、出走2400名だったとか。
整列を変えることより出場人数を減らさないことには渋滞の問題は解決しないし、数年前にエントリー2800名にしてそのあと減らしたはずなのになぜまた増やす?この点は疑問です。

そして去年同様ハラハラするスタートの交通規制。
つうか交通規制してない!
おまわりさんが車を止めたときはスタート30秒前ですでに侵入していた車数台が路肩に止まり「これからなんかあるんですか?」と運転手さんが車から降りてくる始末・・・。レースだから早く車どかして〜と叫んだときにはすでにトップ選手たちが走ってきていました。
せめてスタート数分前からは通行止めにしてほしいです。

スタートを見送ったらバスで上川乗へ。そこから第一関門浅間峠まで登ります。詳しい方によると13時半のこのバスで行くと浅間峠に着いて15分ほどでトップ選手の通過だとのこと。他の人より登りの遅いわたしなので必死に登りました。も〜汗だく。
ここで応援者の心得。トイレは登る前にバス停でいっておくこと。浅間峠のトイレは選手のためのもの。
登って汗だくになると急に汗冷えするので防寒対策はしっかりすること。
昨年も汗かきましたが今年の蒸し暑さは去年の比ではなくほんとにびっしょり。ダウンや手袋、帽子などたくさん防寒具はもっていたけど、Tシャツを着替えない限り冷えは収まらない感じでした。とにかく手ぬぐいで汗を拭き吹き。

トップ選手待ち。
13時半のバスで上川乗まで50分ほど、トイレして登って15時5分くらい。トップの選手は15時16分の通過でした。昨今のスピード化でスタート後のバス乗車ではトップ選手通過に間に合わなくなる日も近いかも。

速い人たちはこの急登を走って登るのだからすごいです。
一般ランナーはストック使ってもやっとこさです。
去年は流れるように次々と選手が通過していったけれど今年はまるで違う様相でした。第一関門のマットを踏む前から指でバッテン作って入ってくる選手。一旦は急登を登りかけたものの戻ってきて「やめます」という選手。とにかくリタイアが続出。特に速い選手に多かった印象。そのまま進んで行く選手たちも皆、異常なまでの発汗量で短パンが足にべったりまとわりついている。
とにかく苦しい表情の選手が多かった。霧もひどかったようでヘッドライトを手に持ってくる人も多い。
知り合いも皆、いつもより遅い時間の到着で「やめたい」を連発。
一体何が起こっているのか?昨年も同じように応援していたので比べるとあまりの違いに不安が募るばかりでした。
最終バスで戻らないと帰れなくなるので応援リミットは18時半。去年はその時間になると選手もまばらになっていたけれど今年はまだまだボリュームゾーンが続いている感じでした。
暗闇の中、下山して定刻通りのバス乗車でスタートゴール会場に戻ります。昨年は優勝の奥宮さんは7時間40分くらいだったのでバスでも間に合ったけれど今年はどうかなと気になります。バス停で待っている人たちと情報交換。バスで戻ると20時15〜20分頃。優勝タイム次第では間に合わない・・・

と思ったら間にあいました!
優勝タイムは7時間27分(20時27分)。
ついさっき浅間峠でみたのにもうゴールって意味わかりません。
このあとは少し仮眠して午前2時半から10時ごろまでゴール付近で応援。
13時間半から21時間でゴールする仲間を出迎えました。これが一番の耐久。
ゴールではみんないい顔してるんですよね。
わたしも出し切りたかったな〜とつくづく。

第一関門のリタイアは300名ほどもいたみたい。
サブ10の選手はいつもなら100名ほどいるのに今年は50名以下。完走率も78パーセントといつもより低かったようです。

UTMF/STYのあとロス症状がひどくて何もやる気がおきなかったけれど、ハセツネの応援から帰ってきてすぐ静岡マラソンにエントリーしました!
ちょっと方向性は違う気はするけど、とりあえず目指せ!サブ4!!