こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

日金山ハイキングコース

野鳥の会の皆さんと日金山ハイキングコースを歩いてきました。
「鳥と花のウォーキング」とのことでしたが『鳥はあまり出ませんのでご了承ください』という探鳥会・・。雨だったせいもありますが、ほんとに一度も双眼鏡使わなかった。いや、一度使いました。崖下にあるツチアケビを見たときのみ。

熱海駅集合で路線バスで約30分。熱海峠で下車。予報では午後から雨とのことでしたが、もうこのときから降り始めてました。結局最後までずっと降ってました。
日金山東光寺からハイキングコースへ。相模湾一望のとてもいい下り道でした。日金山は古くより死者の魂が集まるところとされたらしくお彼岸に東光寺に参拝すると会いたい故人に似た人に出会えるという言い伝えもあるようで、お彼岸にあわせて草刈りもされて歩きやすくなっていました。
○○町目という表示がいっぱいあり、石仏もあります。参拝道の赴きたっぷり。石仏の道と呼ばれるコースなんですね。この道の両脇で秋の山野草をみつけながらのんびり進みます。

ここでも人気なのはマツムシソウ。参加者の皆さんから「かわいいわねぇ〜」と歓声があがります。ホトトギスもいっぱいでこれも人気の様子。

オミナエシ秋の七草のひとつです。

ヒヨドリバナ。他にはアザミに似てるけどトゲのないタムラソウ、オケラ(虫ではありません)、キンミズヒキヤマハッカなど50種以上の名前が出ましたがわたしにわかるのはほんの一部。きいても瞬間に忘れてしまった・・。

これ、何だっけ?しかもピントも合いません。

ソバナ。ソバナとツリガネニンジンの違いもよくわからな〜い。
白い花って写真だと色飛びしますね、とつぶやいていたら、露出をマイナス1/3くらいにしたらいいよと撮影のコツまでベテランさんに教わりました。

アドバイス通り撮影したら、成功!!タチフウロ

フウロソウ科と言えば、ゲンノショウコの白色と赤紫色の両方も見られました。



ゲンノショウコってこれね
先日、箱根で見たのは白のみでした。







台風の影響でたくさん落ちていたヤマナシ
実はジャリジャリと固くてあまりおいしくないそう。毎度のことですが、参加者の皆さん、山の達人ばかりでわたしなんてヒヨッコ・・・というかヒヨッコ以前の卵ですわと実感。

雨のため予定より早くの解散になりましたが、雨降る中で濡れながらお弁当食べたのもワクワクな体験でした。
晴れた日にもう一度行きたいなー。