こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

補給の楽しみ

今回のレースでもソイジョイとパワージェルを携帯して走りました。
朝、5時頃に家でトースト1枚とコーヒーの朝食。河口湖に向かう途中でコンビニのおにぎりを2個。(赤飯ととり五目です)スタート前にウイダーインゼリーを1個。
10キロのレースに出場のときも朝はいつもこんな感じです。

さて、18キロのトレランレースの場合は・・・?
スタートは10時半からグループごとに順次ということでわたしのスタートは10時48分。そこから3時間以上は動き続けると考えるとやっぱりお昼ご飯チックなものがないともちそうもない。
でもどのタイミングで補給するのか・・・?
去年は長い登りの途中で止まってジェルを補給しました。でも今年は登りは止まらずに進みました。
じゃあ、下りで補給?
いえいえ、下りでは怖くて何か食べながらなんて無理です。
ということで一瞬だけ舗装されたロードを走る区間があるのですがそのタイミングでスピードを落としながらでも止まらずにパワージェルの封を切りました。ここが一番安全そうだったので。
まわりのランナーさんたちを見るとやっぱりなにやらモグモグしていた人も何人かいたのでみんな同じ考えだったよう。
最初はウヘ〜ッと思ったジェルの味も好みのフレーバーをみつけ、おいしくいただけるようになりました。
この補給のための行動食については荷物の軽量化のためもあってより吸収が早くてエネルギー源になるものがいろいろ販売されているのですが(あとサプリメントとかも)トレラン雑誌を読んでいたら、「軽量化ばかりにこだわらず、補給の楽しみを考えて自分の好きな食べ物をザックにいれておく」みたいなことが書いてあったので、そうだよなーと思って今回は秘密兵器をポケットに忍ばせてました。

←秘密兵器とは・・・アメリカのお土産にいただいていたキャンディーです。

バニラやバター、カフェラテなどのフレーバーがあります。これをちょっと苦しくなったときに舐めながら走りました。

走っていると汗で塩分(ミネラル)が失われるので給水を水だけでしていると足がつったリしやすいらしく、塩分の補給というのが大切になります。マラソン大会などで梅干しが配られるのもそのせいみたい。
なのでハセツネ30のときはアスリートソルトという塩味のタブレットを舐めながら走りました。
しかし、これがほんとにオエーッとなるような味でしてなんと途中で吐き出してしまったわたし。マジで気持ち悪くなりそうでした・・・
これに懲りてたので"アスリート向け"みたいなものには拒否反応が強し。(アミノ酸系の顆粒のものもあんまりおいしくないので好きじゃないです)

ジェルのかわりにはちみつを持って走るという人もいるらしいのでキャンディーの携帯はまんざら邪道ということでもなさそう。そういう訳で今回のレースはおいしく、楽しく走れたのでした。失われたミネラル分はスポーツドリンクで補給。



昨年のレースでは先行したランナーに給水ポイントの水は全て飲み尽くされてしまっていましたが、今年は大丈夫でした。
3カ所設けられていたエイドのすべてで水、ありました。自分でも持って走ってたけど給水ポイントでは小休止。




このポイントは最高の眺めの場所ですもの。トレランはやっぱり自然の景色を楽しめるのが醍醐味です。
そして補給も含め、いろんな楽しみがあって、そういうのが人気の秘密なんだろうなぁと思います。