こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

旅先で出会った鳥

旅行するときはいつも鞄の中に双眼鏡を忍ばせる。その土地で出会った鳥がその旅の思い出となる。高山を流れる安川では子育て中のキセキレイセグロセキレイがいた。幼鳥にせっせと食べ物を運ぶ親鳥がいた。
平湯温泉の神の湯からあがると手を伸ばせば届きそうな距離の枝にコガラとヒガラが群がっていた。どれも特別珍しい鳥ではないが、他に気付く人もいないところで鳥の私生活をのぞくチャンスを与えられるとああ、これはわたしだけの鳥見だーと妙に感動する。


二泊目の新穂高温泉のホテルでは早朝、部屋の窓をあけるとそこここに鳥の姿が!慌てて部屋を飛び出すこびとく。もう関東では渡っていってしまったツグミがこちらにはいたー!地面で何かをついばんでいるのはスズメのように見えて実はホオジロ!(ひどい画像ですみません)一旦、朝食のためにホテルに戻るもソワソワしてしまう。朝ごはんもそこそこに双眼鏡持って散歩に出かける。春の遅い高原の朝の空気は相当に冷たい。でも気持ちいい。たくさんのホオジロ、屋根でさえずるキセキレイ、遠くからきこえるウグイスの声。飛び交うイワツバメたち・・・。しかし、困ったことに周辺の宿のほとんどに露天風呂があり、むやみに双眼鏡のぞくと完全に怪しい人となってしまうのだ。

しばらく歩くと「寸志」で入れる足湯に到着。山の眺めの素晴らしい場所だ。
足湯に浸かりながら鳥を探すこびとくの図→
もう、帰りたくな〜いと心からそう思う。

ぜひ旅のお供に双眼鏡をお勧めします。旅が10倍、20倍楽しくなることうけあいです。

そして高山で出会って連れて帰った鳥がこちら↓版画のぬいぐるみを売っているお店は以前から注目してた
干支のぬいぐるみの他に鳥が多数!
もー、迷いました。どれもこれもカワイイもの。
さんざん悩んでウグイスとコマドリに決めた!