こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ホシガラス★

富士吉田口登山道にて。
4合5勺を過ぎたあと・・・ホシガラス★がいました!!!

低いところにとまっているのをみつけ、ザックから双眼鏡を取り出している間に樹の上に移動。
あ、行ってしまう〜
と思ったら、そんなことはなくて長い時間周辺に留まってくれました。
おかげでじっくり観察できました。
ふわりと飛ぶと尾の先端が白いのが目立つ。
ウンともスンとも鳴かなかった。
カラスより小さいけど風貌はかなりカラスぽい。でも星模様はオリジナル★
高山に行かないと出会えない鳥なので会えてうれしい。図鑑や剥製以外でみるのははじめてでした。
4合5勺というと標高2000m以上です。やはりそのくらいの標高じゃないといないんだなぁ。
その後はしっかり双眼鏡を首からぶらさげて進みました。
鳥の声はいっぱいしてるけどとにかく姿は見えない。めっちゃ近く、自分の頭の上の木の中で鳴いてるみたいなのに全然見えない。鳥はかくれんぼがお上手です。
そんな中やっと高い木のてっぺんで鳴いている鳥を発見
お腹白く見えました。鳴き声は複雑で早口。
メジロみたいにめちゃくちゃに長く鳴いて語尾を強めるような感じ。
ホオジロの源平ツツジをうんと早口にしたようにも聴こえる。
何?何??
以前来た時はコサメビタキに会ったのでそれ系かな?と思いました。
しかし帰ってきてから調べてみると、どうもビンズイらしい。お腹の斑点は見えなかったのだけど・・・
鳴き声は一番近いかな?
とはいえ、鳥のさえずりも1種類ではなくいろんな声や節回しで鳴くみたいで完全には一致しません。ましてや記憶は薄れるばかり。
先日ブログにも書いたコマドリコルリのようにあとからわかることもしばしば。
実は今回帰ってきてから鳴き声図鑑でいろんな鳥の声をまた聞いていたら奥多摩で夜明けにきいたのはアカハラではなくてクロツグミだったのかもなぁと思うようになりました。
まあ、また何年か経ったらわかる日がくると思うので気長に待ちましょう。

以前来たとき(2012.7月)のブログ記事をみるとルリビタキの声が一番聴こえていたと書いてあります。
あのときは全くわからなかったのですが今回、時折、ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッと聴こえていたのがそうなのかしら?
それともあっちとこっちで短め、よく響く声で鳴きあっていたのがそうなのかしら?
それとも・・・・(結局なんにもわかりません
メボソムシクイも前回同様鳴いていたのだとは思うけど、これだ!というのは今はもう思い出せず・・・。(これも高山の鳥)
でも前回よくわからなかったコルリはわかったので◎
あとのことはまた未来のこびとくに託しましょう。
今回はだいじにホシガラスを引き出しにしまいました。

これはトリアシショウマかヤマブキショウマか? なーむー