こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

海岸の植物とカカシとカレー弁当

野鳥の会メンバーさんと猛暑の中、松輪バス停より戸津浜海岸まで歩く。

本当は劔崎まで行く予定が暑さのためコース変更、短縮に。

この日は鳥だけじゃなく、海岸の植物の観察がテーマ。

 

三浦半島の大根畑は夏は一面のスイカ畑になっています。

 

電線に止まっていたツバメは幼鳥。成鳥みたいに燕尾服のような切れ込みがなく、尾が短いです。

この日はあまり鳥には期待していなかったけど、この時、上空にホバリングするヒバリの姿が!!(久しぶりのヒバリで今年の鳥121種に)

 

農道をゆっくり歩いていた時、すごく精巧な(まるで人間のような)カカシが畑の向こうに立っていました。

「あれはカカシ?!」

「いや本物だよ?!」

「え?人間?」

「いや、カカシよ」

と物議が醸され、みんなで双眼鏡を覗く。

「いやいや、人間だわ」

「でも微動だにしない」

「え?カカシじゃないの?」

とさらに双眼鏡での観察続く。

「あんなに動かないのって変じゃない?」

「顔色悪くないですか?」

ざわつく我々に、リーダーさんが「ちょっと様子を見てきます」と畑に向かう。

これってもしかして救急車案件なんじゃ?と不安になって、さらにみんなで双眼鏡を向けると・・・

「あ、動いた!」

「うなづいてる」

リーダーさんが近くまで行ったときになにやら動きがあって、一同ホッとする。

次の瞬間、そのカカシはいきなり草刈りを始めた。

草刈り作業中の休憩だったようです。あんな日なたであんなに動かない休憩って紛らわしいわ!

というのがこの日のハイライトw

 

海岸に出ました。プライベートビーチ感ありあり。

 

イワダレソウ

 

スカシユリ

ハマボウフウ、ボタンボウフウ、ハマボッスくらいまではわたしの図鑑にも載っていたけれど、ツルナ、ソナレムグラ? その他神奈川では絶滅危惧種のものなどややマニアック過ぎました。

全く予習していなかったので、何が何やら・・・

植物に関しては珍しいものが見たいというよりは、よく見るものの名前を覚えておきたいという程度なので、早くお弁当食べたい・・・という気持ちでしたね。

というのもこの日はカレー弁当箱を初めて野外に持ち出した日だったんです。

これまで家でしか使っていなかった。

 

汁漏れが心配なのでレトルトカレーをそのまま詰めてゆく作戦。

 

この暑さなので温めなくてもほんのり温かいグリーンカレー

ミックスビーンズのクミン炒めをトッピングしたのが大正解でした。

次回の探鳥会もこれで行こう。

 

これはハマダイコンの実なんですって。

 

こんな風になっています。

 

枯れる前はこの形状。なるほど。

珍しい植物より、身近な植物の生態の方が興味深かったです。

とりあえず、復習が大事と海岸植物について振り返っているところ。

neko-net.com

 

(ハマダンゴムシ

この日はメンバーさんに虫のエキスパートもいらっしゃいましたが、わたしはさほど虫は得意ではないので最後にウスバカゲロウの画像を貼って終わります。

これの幼虫がアリジゴクなんですって。