こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

目には青葉 山ほととぎす 夜も鳴く

伊豆山稜線歩道、達磨山近辺で大発生していたのがこちら。

タケカレハという蛾の幼虫のようです。食草はタケ、ササ、アシ、ススキ。

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毒針毛を持つそうなので決して触らないように注意です。

木段ひとつにつき3~4匹くらいうごめいていました。

 

稜線ではモズ、ホオジロメジロなど木のてっぺんにいましたが、驚いたのはウグイスまでも木のてっぺんで囀っていたこと。

ウグイスって藪の中にいて声はしても姿はなかなか見られない鳥という先入観があったので、山のウグイスは性格が違う!?と認識を新たにしました。

とにかく一番多かったのがウグイスの声。

となるとウグイスに托卵する鳥、ホトトギスの声も多くなります。

 

このホトトギスが夜も鳴く鳥だということをご存知ですか?

実はキャンプに出かける前夜、自宅でホトトギスの声を聞きました。

この場所に住んで20年以上経ちますが、夜にホトトギスの鳴き声を聞くのは初めての経験。いや、昼間でもこんな住宅地ではめったに聞くことはなく、これまでに数回聞いた程度。

本当に夜に鳴くんだなぁと知ったばかりの翌日の夜、キャンプ場でむっちゃ鳴いてました。ほんとにうるさいくらいに。

で、昨夜も自宅でホトトギスの声を聞く。

今年はコジュケイの声も家の中にいても聞こえてくるし、オナガも増えた気がするし、数年前からはイソヒヨドリがこの時期、ベランダの手すりで早朝鳴くのも当たり前になって、なんだか鳥たちの都市化を感じますね。

 

テントサイトの真上にはヤマグワの木の枝が張り出していまして、その実を食べにたくさんの鳥が来ていました。まさに居ながらにして鳥見ができるパラダイス。

シジュウカラメジロがいっぱい。それを蹴散らすように来たのはヒヨドリ

そしてキーコキーと朗らかな声のイカルも!!

イカルは今年初めての遭遇で今年の鳥はこれで117種となりました。(去年よりペース速!)

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