こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

富士山で聞いた声

富士山・鳥編です。
まずはスタートの中ノ茶屋に着いた途端にカッコウの声。
カッコウは高原の鳥というイメージですが標高はそれほど高くなくてもいるらしく、ここ富士山でもこのスタート地点(標高1100m)でしか聞こえてこなかった。
そのあとはコルリの独壇場といっていいくらいにコルリの声。ときどきホトトギス
馬返しから本格的なトレイルに入るとあっちとこっちで鳴きあうようにメボソムシクイ
途中でオリーブ色ぽい鳥がチラッと見えたのがそうかしら?(一見ウグイスぽい)
あと早口でめちゃくちゃに鳴いているようなのがビンズイ
ここまでは去年と同じ。
違うのはピーピーというかキーキーというかなんとも不思議な声が聞こえていたこと。
ゆったりしとした二声ずつのよく響く声。
自転車のブレーキ音のようにも聞こえる。上の方からしっかり聞こえる。
でも姿は見えない。
とても特徴的な声なのであとで調べようと思った。
たくさんのランナー&ハイカーさんがいたけど皆さん気付いたかな?
虫なのか鳥なのか、とにかく何コレ???と思わずにはいられないような音。

ゴール後すぐに「さえずりナビ」で検索。
6月、富士山エリア、森林、日中、樹上、単音くり返し、で絞り込むと32種がヒット。そのリストの中からみつけました。
トラツグミでした。こんな声→
てっきり夜しか鳴かないと思ってました。
トラツグミってこの不気味な悲しげな声で夜に鳴くから「ぬえ」と呼ばれ恐れられていた。
でも昼間も鳴くんですね。
また新しい発見でした。

おまけ。トホホの図。下山中に捻挫・・・
歩行は問題ありませんが底付け作業のとき、輪げさで踏ん張ると痛い
靴つくりって足も結構使うんだなぁと実感しております。