こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

四万温泉・草津温泉・尻焼温泉

四万温泉から
草津温泉まで
車を使わないでちゃんと自分の足で行けました

レース翌日は快晴早朝より草津の外湯めぐり
白根山をドライブしていたら
走って登っている鏑木さんを発見w


13時間以内という時間に追われてしまってゆっくり景色を楽しむ余裕がなかった。
野反湖(天空の湖って呼ばれてるそう)ではもっとお花が見たかったし、世立八滝の滝も見たかった。
第三エイド"根広ねどふみの里"の足湯にも浸かりたかったな。

夫が応援の時間待ちのときにみつけた温泉があると案内してくれたのがレースのコースに近い尻焼温泉
実は第三エイドの足湯はこの尻焼温泉の湯なのであった。川に露天風呂があるのだという。
ちょうど地元のおじちゃんが入浴に向かっている風だったのであとをつけてみる。
脱衣所も何もないオープンな小屋の野天風呂もあったが、おじちゃんはその先に向かっていた。
なんと川全体が温泉なんだそう   下流で手を浸けてみたら温かかった。
これぞ秘湯ですね。

ところで「ねどふみ」ってなんだろう?と思って調べてみるとこの六合根広地区では傾斜地のため(そりゃもうすごい傾斜地でしたよ。さんざん登らされた)稲作はほとんど行われていないため、昔からわらの代用としてスゲを使い、むしろや草履などを作ってきたそうで「ねどふみ」とは、刈り取ったスゲを湯の中で踏み込んで柔らかくする作業のことをいうらしい。
そのねどふみが行われていたのがこの尻焼温泉の川湯。
現在では川ではなく”ねどふみの里”の足湯でねどふみを行っているのだそうだ。
あのエイドだったところはこのねどふみの体験のできる場所だったのだ。
スゲを足湯に浸けて踏んで柔らかくして縄をない、それで草履をつくる・・・
そんな時間がレース中にあるわけないけど、そういう体験もできたらもっと楽しいレースになったよなぁ。
六合地区では地元の方々の熱のこもった応援をいただけたが、あの中にはねどふみの達人がきっといたのでしょう。

余談ですが、この第三エイドの足湯の横で舞茸汁をいただいているときに腕にマダ二が食いついているのを発見してしまったわたし 救護テントがすぐそばにあったのでマダ二取りのピンセットはないかなぁとお世話になることも考えたのですがいかんせん時間がない。仕方がないので自分のファーストエイドセットの中からムヒアルファEXを取り出しマダニの上にこんもり塗りました。
数時間後、見てみたらマダニはポロリと落ちたようで腕にはいなかった
去年はじめて食われたときはパニックになったのですがそのときに対処法を学びました。ワセリンなどクリームをこんもり盛ると窒息して落ちてくれるのです。決して無理に取ろうとしないこと。
何事も経験だよね★