
茅ヶ崎美術館にて開催中です。
トリスおじさんの生みの親、柳原良平氏の展覧会。
『船旅』にちなんだ作品の数々を堪能してきました。
海外渡航が自由化されたのは1964年。
その前の1961年に『トリスを飲んでHawaiiへ行こう!』というキャンペーンがありました。その広告のイラストレーションを担当した柳原氏。
高度成長期にあるこの頃って勢いがあります。夢があります。
ポスターを観ているだけで楽しい気分になります。
船が好きで海運会社専属の画家を目指すも日本にはそのような職がなく、諦めて壽屋(現・サントリー)に入社したのだそう。
とにかく船の絵がとても良かった。
さんふらわぁ号が懐かしかった。
戦前の客船は徴用され、戦時中に沈没したものがほとんどだという船の悲しい歴史も知る。
作品の多くは切り絵の手法で描かれていることも今回初めて知った。
"レザック"が背景の山などに使用されてて、それにもグッときた。(学生時代に好きだった紙です)
横浜にミュージアムがあると知って、そちらも行こう!と思う。
柳原氏は著書もたくさんあるのよね。
読んでみたいと思います。

撮影OKだったのは復刻されたアロハシャツのみ。

ここでしか買えないハーバーも!

アンクルトリスよりもハーバーのパッケージのイラストの方がお若い方々にはなじみがあるかもしれませんね。
11月10日まで開催中です。
↓こちらのコラムも良いのでぜひ!06以外のもお暇なときに読み耽ってみて下さい。