こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

大平の森

野鳥の会メンバーさんと今月は伊東・大平の森へ。これまで4月と11月に来ています。3回目だけどコースのことはあまり覚えていず。
そうでした!結構な急登が続くのだった。

こういうところはカラ類が多いのですが動きが早すぎて双眼鏡の中に捉えることができずモヤモヤしながら歩く。

そうこうするうちに大平山山頂。
他のメンバーさんは鳥を見られたようだったけどわたしは未だにモヤモヤ〜
鳥少ないですよね?って何度もつぶやいてる気がする。

風もなくこれまでの日々よりうんと暖かく、富士見ランチ。
今年の富士山は雪が少なすぎです。お弁当食べているときって何かしら鳥が出現したりするものだけど・・・モヤモヤ〜

でもいいんです!このコースの醍醐味はこの絶景だから。
気温が上がったからかちょっと霞んでいたけど伊豆ならではの山から海を見下ろす景色。

山から下り始めるとようやく鳥の影がちらほら。最近は毎回こうです。山の中より里に近づいた方がバードウォッチングできる!
右へ左へ、上へ下へと何羽かチョコチョコ動いている茂みの前で皆で立ち止まる。
みんな見ている対象が違うようで「ヤマガラ!」「ウグイスっ!」「メジロっ!」とそれぞれ違う名前が飛び出す。
わたしの双眼鏡に最初に入ったのはウグイスでした。そのあと木を縦に登っていく鳥を視界に捉えた。
「あっ、ゴジュウカラ!?」
あれっゴジュウカラって標高の高いところにいる鳥だと思ってた。とっさにスントで標高を確認。112mだった。「標高100mくらいでもありですか?冬だったらありですか?」と訳のわからない日本語の質問に「ありです!」と答えが返ってきた
他にもゴジュウカラを見た方がいて、確かにいたと認定〜♪ ウグイスじゃないの?という意見もありましたが。
冬じゃなくてもありだそうです。勝手に高いところにいる鳥だと思い込んでました。
そして、どんどん下って住宅街に下りて海抜20m以下くらいのところの小さな川ではまさかのカワガラスが!
ちょっと行けばもう海。川というか用水路って言ってもいいような水深の浅いところに。
「ありですか?冬だったらありなんですか?」と同じ疑問がムクムク。
図鑑でもカワガラスは水辺の鳥じゃなくて山野の鳥。"山の渓流にいる鳥"としっかり書かれていますが。
図鑑を鵜呑みしちゃいけないし、思い込みはもっといけないと学びました。

この日拾ったのはイカルの尾羽。
ギラッと金属のような光沢があるのがイカルの羽根の特徴。T6というのは12枚ある尾羽の一番外側の羽根。
T6だけそんなに光っていないそうなので多分、T6かなぁと。