こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

甲州アルプス

湯ノ沢峠からの南大菩薩を歩きました
大蔵高丸〜ハマイバ丸〜大谷ヶ丸〜滝子山初狩駅
秀麗富士は一度も拝めず

終始、霧の中
静かな山歩きでした(鳥の声はいっぱい)
お花畑ですずらんヤマツツジの色濃く、初めてのクリンソウ

湯の沢峠(1640m)までタクシーで登ったので
これはもう"登山"というより"下山"

カケスの羽根を拾いました

山梨県甲州市東部にある、鶏冠山から滝子山までの2000m級の南北の山の連なり(大菩薩小金沢連嶺)は2014年に甲州市出身の登山家・天野和明さんによって『甲州アルプス』と命名されたそう。
大菩薩嶺から黒岳はトレランで、湯ノ沢峠からハマイバ丸は野鳥の会で歩いていたのでこれでわたしの甲州アルプスは概ねつながりました。(さらに牛ノ寝通りから小菅の湯も走ってる)
長い距離を自分の足で移動する、ただそれだけのことだけど今はそれが一番楽しい。

道中聞こえたのはコマドリホトトギスツツドリルリビタキ、メボソムシクイ、アオゲラ、カケス、コガラ、ヒガラ、オオルリ、あと多分キビタキクロツグミソウシチョウも多分。ウソのような口笛も。
ヤブサメかなと思ったのはもしかしたらキクイタダキ
家に帰ってから調べようなんて思っても帰った頃には声なんてすっかり忘れている。
昨日、近所で屋根の上のアンテナでイソヒヨドリが鳴いていた。近所であんなとこであんな声で鳴くのはイソヒヨしかいないからわかったけれど、目隠しして声だけ聞かされたらきっとわからない。
耳だけで聞いているのではなく、脳でも聞いているっていうのは本当ですね。