こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

MERU

君の名は。』を観たらポイントが貯まったので立て続けに『MERU』を観る。
ある意味『君の名は。』より良かったです。
昨年、邦画洋画両方のエベレストの映画観たけどそのどちらとも全く違う!!
ほぼ垂直な氷の壁を登ってる。テントはそこに宙吊り。
こういうの登山って言うの?
アルパインとビッグウォールをmixしたスタイルって?
「ここでしか絶対見られない景色」ってそりゃそうだ。「エレベーターはない」
「環境にやさしい」ジョークぽく紹介される公式サイトの動画もおもしろい。
テントでは毎日クスクスを食べる。「明日は?」「クスクス」「明後日は?」「クスクス」と笑ってるシーンが好き。
ジミー・チンコンラッド、レナンの一回目のチャレンジは20日間にも及び、あと100mというところでもう一泊のビバークはリスクが高すぎるということで山頂目前で撤退。
それぞれの生活に戻ったがその後レナンは山で大怪我をする。ジミーも雪崩に巻き込まれ奇跡的に生還。
そんななのに二回目の挑戦をすることに。
レナンの驚異的なリハビリ。酸素の薄い高山では脳への血流が悪くなる(すでに怪我の影響で血流は半分になっている)から脳梗塞のリスクがある。それなのに前回と同じ3人でチャレンジするというのである。
この人たちの家族は大変だろうな。
娘さんよくきけよ〜山男にゃ惚れるなよ〜♪という曲がわたしの頭のなかで鳴ってましたよ。
案の定、登攀の途中でレナンの様子がおかしくなる。脳梗塞の予兆?言葉が出なくなっていたみたい。
でももうどうすることもできない。戻ることはさらにリスクだし、もちろん救助が呼べる場所ではない。
この状況は恐怖だなぁ。
これって予測できた状況で、うーん、ありなのかなぁと唯一疑問に思ったシーンなのだがこのひとたちにとってはありなんでしょうね。
結果的には素晴らしいドキュメント映像ができあがったわけで、ジミー・チンが言っていたように広い層に登山の魅力をシェアしたと思います。誰が観ても圧倒されること間違いなし。

観終わってクスクス料理が作りたくなったのと
(画像はお借りしました)
前売りチケットを買うとプレゼントだったサク飯ボトルが気になり、100均で買えそう!とウズウズなこびとくでした。
今週も頑張っていきましょう!