こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ヒバリ

先日届いた野鳥の会神奈川の会報の中に横須賀市久里浜の観察記録が投稿されていました。
題して『なつかしいヒバリ』。
2月18日、10羽ほどのヒバリの群れを見かけたとのこと。その場所は今は工業団地と化しているが昔は田んぼだったところだそうで当時は畑地もあり、春から初夏にかけてヒバリがよくさえずっていた場所。
そこで実に50年ぶりにみかけたヒバリ!!!
という投稿でした。

実は、わたしも家の近所で2月17日にヒバリを見ています。もちろん近隣では初めてのことでした。
ヒバリは春にホバリングしながらさえずる姿しか知らなくて、冬のヒバリについては全くのノーマークでした。渡り鳥と勘違いしてたくらい。
2月14日に大雪が降りました。その雪がまだ残っていた17日。おつかい途中で近くの川沿いの遊歩道で5〜6羽の見慣れぬ鳥の群れ。地面に降りたり、また飛び立ったりをくり返してました。ビンズイかなぁ?と思いました。じーっとみるととさか(冠羽)のようなものがあるような気もする・・・。
おつかい帰りに近くの公園でツグミに混じって(やっぱり大雪のあとはツグミも増えてた)また一羽の見慣れぬ鳥。スズメのようだがスズメじゃない!
今度はしっかり冠羽が確認できて「ヒバリだ!!」と思いました。家に帰って図鑑をみて初めてヒバリが夏鳥ではないということを知る。冬にいてもおかしくないんだ・・・と。
そして同じ頃、茅ケ崎でもヒバリが観察されていたことを某ウォッチャーブログで知り、もしかして同じ群れ??と思ったのでした。茅ケ崎では15日頃から目撃されていて数日後には"ヒバリ祭り"だったそう。(50羽くらいいたらしい)

うふふ・・茅ケ崎ー藤沢ー横須賀
よっぽど気を付けてみないとスズメにしか見えないような地味な色合いの鳥をおっ!と気付いたこと。
ベテランウォッチャーさんと同じような観察の目が自分にもあったことを嬉しく思いました。
これもまた「今日を磨けば明日が輝く」のひとつ。日常の鳥の観察がいつもと違う鳥をみつける目を養う、ですね。
がんばろ。

ところでヒヨドリに食べられて以来、我が家のイチゴは葉がモリモリになるばかりでその後実がならない。
どうしたものかと育て方を調べてみると、どうも今年はもう期待できなさそう。延びてきたランナーを移植しその子株を育て来年以降に備えるのだとか・・・。
知らなかった・・・イチゴは多年草。移植せねば!
ああ、そしてそろそろグリーンカーテンの仕込みもせねば!
あああ、それより何よりサンダル制作!!!
という例年通りのドタバタの5月です。