こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

その後

先週月曜に血尿が出て、一旦おさまったものの、再び金曜に血尿のゆっきんさん。
しかし、食欲もあり、本人はいたって元気の様子。
獣医さんに相談し、お薬をもらったのが土曜日の午前中。
一昨年も利用したぺピミドールという抗生剤を一日2回服用させました。
日曜になってちょっと様子がおかしくなりました。
ときどき体がビクンッとバネがはじけるようになるのです。
毎朝の習慣だっためんどうくさい手酌での水飲みもプイプイ
ごはんのお茶碗の前まで行くものの、じーっとみつめるばかりで食欲ゼロ。
後ろ足の踏ん張りがきかないのかジャンプする力も弱く、危うくソファから踏み外しそうに。
体重はついに2.3キロ・・・。

月曜朝イチで獣医さんに電話をしたら、あいにく午前中は休診。午後に電話がつながり火曜に往診してもらえることになりました。日曜の夜に近所の夜間緊急病院に連れていくという方法もあったのだけどそれはしたくなかった。
なぜなら、また血液検査など検査をされるから。
高齢だし、過去2回の夜間病院での検査で腎不全なのはもうわかっています。前回の検査で腎機能の50%くらいは失われていると言われました。失われた機能は決して回復しないから進行しているのは確実。今さら調べる必要あるでしょうか?
嫌がるゆっきんに悲鳴をあげさせてまで検査はしたくないです。
これが寿命というならば受け入れようと思いました。
日曜の夜は弱々しいながらもいつも通りゆっきんさんはわたしのお布団に入ってきてくれて腕枕状態で眠る。おしっこもちゃんとしているからきっと大丈夫。
月曜、朝、ごはん食べました!!
手酌でお水も飲みました!!!
たまにビクンってなるけれどひんぱんではなくなった。
いつもと違うのはとにかくお膝に抱っこをせがむこと。仕事中のわたしのところに来て、膝の上にジャンプしようとする素振りをします。まだ後ろ足が踏ん張れなくて高く飛べないようなので抱き上げて膝にのせると丸くなりました。こんな風にこびとく工房内で膝の上で眠るのは若ネコのとき以来。いつもなら膝にのせてもすぐに自分からおりてしまうのに。
ミシンかけたいんだけど・・・・。
諦めて机の前から動かずにできる作業のみ進めました。抱っこヒモ欲しい〜
このとき気付いたのは、"もしかしたら寒がってる?"ということでした。高齢ネコは体温が通常より低くなっています。ましてや痩せてしまったから・・・。で、夜は床暖房のスイッチオン。
帰宅した夫が夕食前、ゆっきんをお姫様抱っこしていたら、ゆっきん様そのまま爆睡。夫の夕食はゆっきん様が起きるまでお預け。あまりにすやすや寝ているので「大丈夫?息してる?」と確認するくらい。
この夜のわたしのお布団に入ってくるゆっきんの足の踏み踏みはこれまで通りの力強さに戻っていました。ごはんもいつもあげないようなアレやコレ、おいしそうなスープタイプのものとかいろいろ買ってきてたのでゆっきん様ご満悦。
で、往診の昨日の朝はすっかりいつも通りの感じ。ただしやっぱり抱っこはせがむ甘えん坊に。
午後に先生が来てくださって、これまでの経緯を話す。あのお薬の副作用ではないですか?ときいてみる。
ピクンとなったのは副作用ではなく神経性のものかなぁとのことでしたが、わたしは副作用だったような気がします。
薬は土曜2回、日曜の朝の計3回だけ飲ませてあとはやめました。先生は膀胱炎の症状がおさまっているならそれでもいいですよと言ってくださいました。薬を飲ませない判断が正しいかどうかはわかりません。
結局、往診では治療はしませんでした。「点滴してもいいですけど、食欲があって食べているならこのまま様子をみましょうか」とのことでした。よって、お注射やゆっきんが激しくイヤイヤをするお尻の穴での検温もなし。もう、ゆっきんは余裕で先生のカバンをくんくん覗いたりなどしておりました。

今朝は手酌で水を飲んだあとはもう抱っこなどせがまず、四つ折りの布団にもぐって只今、二度寝中。
やっぱり薬の副作用だったのでは・・という思いはぬぐえませぬ。

今回、このこびとく日誌での記録が役に立ちました。過去ログを検索して読み返すといつもこの時期に病院にお世話になっていたことが浮き彫りに。薬の名前も記録されていて以前にも抗生剤で嘔吐や軟便があったよう。薬に対するアレルギーがあるのかも。
2009.3.19 はじめて膀胱炎 (体重3K) 夜間病院
2009.4.24 膀胱炎再発バチリオン100→ぺピミドール 夜間病院
2010.2.28 膀胱炎 ぺピミドール (2.8K) 夜間病院
2011.4.22 発熱 往診
昨日はカーテンと窓の間で暖を取るゆっきん。