うわのそら
坂崎千春さんの『うわのそら』を30分で一気読み。
以前『片想いさん』で彼女に完全にノックアウトされたこびとくでしたが、またしても。
帯にあった言葉にもじーん。
いちばん好きな人にはまだ巡り逢えていない。
リボンもフリルもピンクの服も、わたしには似合わない。
言わなきゃいけないときにはなにも言えない。
ペットのうさぎはわたしよりずっといばっている。
初デートでディズニーランドに行ったとき一番印象的だったのはパン屑まいたらすごく近くまで寄ってきたすずめのこと。その話を夢中でしていたら彼がドン引きしていたことに気付いた。彼は帰り際に「じゃあ、また」と言ってくれたけど「また」はきっともうないんだと思う坂崎さん・・・。
なんか似たような経験がわたしにもあった気がする。鳥の話だけにね
テレビの中の美人さんに小さな呪いをかけたりもする。
裏表のある人間として腹をくくると言う。
かわいくてどこかさびしい・・・。
たぶん坂崎さんとは年齢も近いはず。
子供の頃に気に入って巻いていたというキツネの襟巻き、フェイクだけどキツネの頭がついてたあれ、わたしも持ってたっけ。
そして飼い主よりずっといばっているというペットもうちにはいる。ゆっきん先生、最近いばりすぎ。要求が通るまでわめき続ける。
まったく容赦しない。
やれやれ。