こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

初フル・完走!

ランニング人生初のメダル富士山マラソン完走しましたー!

当日は最高のお天気で富士山は裾野からクッキリ。
会場に向かう途中の夜明け前の高速道路走行中に見た富士山もよかったなー。

午前6時頃には高速出口1キロ付近にいました。
が、そこから渋滞・・・・。
出口のゲートも見えるところだったので、ま、間に合うでしょうと思っていました。あと2時間あるしって。
しかし、全然進まない・・・。そのうち車から降りて路肩を走って行くランナー多数・・・(ツアーバスの方々だったのでしょうか)
高速を出たあとも駐車場までが大渋滞。スタートの午前8時15分の号砲の瞬間は駐車場から河口湖駅に向かうシャトルバスの中でした。

なんとスタートに間に合わない事態に・・・。

瞬間、失格、棄権の文字が頭をよぎりましたが、いや、途中の関門にひっかかりさえしなければゴールはできるはず。1時間以上遅刻したとしても大丈夫なはず、と気を取り直しました。
河口湖駅からスタート会場までは小走り←これがいいウォーミングアップになった
荷物を預け←当然ながらスタート後なので渋滞なし。もちろんトイレも全て空き
そしてスタート地点へ。
スタートから22分が経過。もう最後尾すら見えませんでした。
笑うしかない状況の中スタート。いわゆるスタート時の混雑のストレスは全くナシ
そういえばスタート整列時の防寒用に用意していた100均カッパも出番なしでした。スタートでの待機がなかったから全く寒さを感じず
スタートは予想タイム別のブロックに分かれていてゼッケンにはナンバーの頭にアルファベットで表示されています。
A・陸連登録者 B・3時間半未満 C・4時間未満 D・4時間半未満 E・4時間半以上
ちなみにわたしはDブロックでした。
で、当然ながら遅れてスタートしたわたしがやっと追いついたのはEゼッケンのランナーばかり。
それがどんどん先へ進んでゆくと、EばっかりだったのにだんだんDやCが見えてくるんです。
これ、なんか、スゴイ体験だった。
映画みたいって思いました。
たまにわたしと同じようにスタートに間に合わなかったAやBのランナーさんに抜かれますが、圧倒的に自分が抜くことの方が多いレース。こんなの初めてデシタ。自分がすごいランナーになったようなそういう錯覚をさせてくれてありがとう〜
ま、調子良く走っていたのも西湖への激坂のある23キロ付近まででしたが。
この坂はぜーってぇ、歩かねぇ!と決めていたので歩かないで登り切ったのはいいけれど、その後はペースはだだ落ち・・・。もう目標タイムも遠のく一方で・・・。
しかし、この坂は復路では激下りに変わります(35キロ付近)。ここで生まれ変わりました。
35キロの壁はありませんでした。壁じゃなくてピューッと駆け下りるジェットコースターだった。
最後の方はペースが落ちたりもしたけど、でも35キロ以降に頑張れた。
もうそれだけで納得のレース。

ゴールタイムは4時間17分。(目標は4時間15分切り、あ、グロスタイムは+22分です)
目標達成はしてないけど全然OK。
先日も書きましたが、今までフルに出場したことなかったから自己紹介がわりに伝えるタイムがなかった。
でも、やっとそれができました。

『わたくし、4.17です』

予想外のハプニングはあったけど、初フル4.17♪

次はサブ4だね、とみんなに言われるけどサブ4は目指しません。
わたしがタイムにこだわるのは10Kだけ。
速いランナーじゃなくて強いランナーを目指しているから。
目標タイム達成してないけど、リベンジはナシ。
今しばらくは4.17の数字を大切にこの胸に抱えます。

そして富士山マラソンのこのコース。
景色がサイコーでした。
カメラもケータイも持ってなかったので写真は一枚も撮れず。
一眼レフ抱えて走ってた女性ランナー偉い!
紅葉は終盤とのことだったけど、めちゃキレイでした。特にもみじ回廊
みなさまにお見せできなくて残念。

参加賞はサングラス&Tシャツでした。