こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

かなざわ市民マラソン

一週間ほど実家に帰省していました。
なので、ついでに今年も「かなざわ市民マラソン」へ。今回はこれまでと少し変わりました。
なんと初めての前日受付。当日の混雑緩和のためということでしたがガラガラでしたよ〜。
お天気が良かったので実家から走って行きました。映画『ダイブ』の舞台となった市営プールの横が受付会場です。

そのお向かいがまだ準備中の静かな陸上競技場。


コースはこんな風です。
コースも少し変わって、兼六園をぐるりと廻り込み、石川門を見上げながら走るコースに。その分、距離が延びたような気がしたのはわたしだけ?(10キロ以上あったような気がしてならない・・・)

レース前日はすっきりと秋晴れでしたが当日の朝は
いつもならスタート会場のグランドをたくさんのランナーがウォームアップでグルグル走っているのにそれも皆無。みんな軒下で雨宿りです。それでも開会式が始まる頃には雨は弱まり、次々にグランドに出てゆくランナー。かなざわマラソンのいいのは開会式が行われている間も勝手にウォームアップしてていいこと。集合はスタート5分前くらいで大丈夫なのです。そのうちに完全に雨もあがりました。
これまではスタートは男子若いもの順で女子は最後尾でしたが今回は申告タイム別のブロックスタートに改善されました。けれども区分はザックリで、A・44分以内、B・44〜54分以内、C・54分〜の3つのブロックでした。もう少し細かい区分の方が良かったな。
わたしはBブロック。ブロック別といってもスタートは一斉で、スタート地点のマットを踏んでから計測のネットタイムではなく、号砲がなると同時に計測スタートなので後ろの方は不利です。けれどもこれまでに比べるとスムーズなスタートができて、渋滞もそれほどひどくはありませんでした。グランドを出て公道に出るとしばらくはゆるーい上り坂。このあたりで、たくさんのCブロックのランナーに抜かれまくる。54分以上のランナーがこんなに飛ばして大丈夫なのか〜?と思いつつ、自分にはあくまで冷静に、冷静にと言い聞かせます。
2キロくらいで下菊橋への下り坂。結構急だし、長いのだけど、以前に比べてスピード出してガンガン下れました中盤にある広坂の下りもすごい走れた。
トレイル練習で強くなった足を感じることができました。前回は上りで抜けたなーと思ったけど今回は下りでいっぱい抜いた感じ。(自分比)膝が全くガクガクしなくて、力強さを感じたのです。これが大きな収穫。
シューズも厚底、アシックスのニューヨークだったので衝撃を感じることもなく。薄底のにしなくてヨカッタ。
石引の長い上り坂ではさんざん上った途中に「登りはあと500メートル」とあり、ガッカリ。やはり長かった。
大学の通学路でもあったなつかしの小立野を走ったあとは兼六園下を通り21世紀美術館のある広坂へ。市役所前にはこれまでなかった給水所が設置されてました。給水所があるとグッとマラソン大会ぽくなりますね。ここからは沿道の応援も増え、香林坊、片町と一番の繁華街を走り抜けます。犀川大橋を渡って広小路から有松へ直進。
車中心の金沢なので交通規制がハンパなく、昨年は車優先でランナーが止められるという事態も多々あったけど、今回はそれも全くなく、ゴール前の最後の上り坂へ。最後の最後で登りなのできついのですが、昨年よりさらに最後の登りの距離が延びて、ヒーヒー言いながら登りました。ここまでは結構いいタイムでゴールできるかも♪なんて思っていたのですが、それは見事に打ち砕かれ、51分28秒でのゴール。(なぜかゴールに時間表示はなく、自分の時計での計測)
平均心拍数173のフルスロットル。消費カロリーは10キロではこれまでの最高かと思われる538キロカロリー
頑張りました!!
折り返すコースではなく、市内をグルッとまわる変化に富んだ楽しいコースです。沿道の応援も増えてたし、陸上競技場がスタート、ゴールというのも良い。更衣室、カギのかかるロッカー、シャワーもあるのも便利。
欲を言えば完走証を即日発行してもらえるといいなぁ。
2015年の北陸新幹線開通に合わせてフルマラソン開催の計画もあるそうでますます楽しみな金沢マラソンでした。

この時期、カニ解禁ということでカニちらしも食べました