こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

仏像入門

鎌倉国宝館で『ミホトケをヒモトケ!』という展覧会が5日まで開催中ということで酷暑の中、チャリンコで行ってきました。
夏休み企画ということで子供にもわかるよう仏像について教えてくれる展示です。

仏像入門としては素晴しい展示!!
仏像にはおもに4つのグループがあります。
・悟りをひらいたお釈迦様がモデルの如来。体には飾り物はなく、布をまいているだけ。
・只今、修行中の菩薩。お釈迦様が王子だったころの姿でアクセサリーで体を飾っている。
・仏さまに背く悪者をこらしめる明王。武器を持ち、怒った顔をしている。
・もともとはインドの神様の天部。お願いをかなえてくれたりする。

などとへぇ〜と思うことばかり。
ちょっぴり知識があれば仏像を見る目が変わってくる!
仏様によって持ち物やポーズが変わるのもおもしろーい。
鎌倉のお寺所蔵の仏像をもっと気を付けて観察してみたくなる。

わたしは円空作の小さな如来像が一番気に入りました。なんてかわいらしい仏さま。あちこち旅しながらその場で仏像を彫っていたという円空円空の仏像がもっと見たくなりました。
国宝館は初めて入ったけど入り口のステンドグラスがすてきでした。

仏像ブームがきているのか他にもこんな展示があります→仏像のみかた

帰り道に見たうろこ雲。
これだけ見ると秋なんだけどなぁ・・・