こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

南伊豆ラン

到着早々、連れは海に入ってしまったので(おそらく3時間はあがってこない)
わたしは走ることにした。海岸の公衆トイレでお着替え。
多々戸浜から大浜、碁石浜、田牛浜を経由してタライ岬遊歩道までのコース。もちろんこんなところ走るのははじめて。参考にしたのはコチラのサイト→
走り出してから困ってしまったのはとにかくトンネルが多いこと。
歩く人がいるという想定ではないらしく(もちろん走る人も論外?)歩道がないトンネルも多い。しかも交通量は案外多いときている。こんなところではねられたら完全に身元不明の人になってしまう。(この日もサイフを持たず小銭のみ持参だった)
でもトンネル以外は実に快適。お天気はいいし、暖かいし、きれいな海は見えるし。碁石浜です。砂が白い〜海が蒼い〜。

サンドスキー場。しかし、誰もいず。

牛浜から集落に入る細い道を進むのだがその先のトンネルが最大の難関。・・・・・・
素堀りのトンネル。
落石注意の看板。せまいし、暗い。しかも微妙に長い。なのにたまに車が通る。中で車とはすれ違いは無理。
よっぽどここで引き返そうかと思った。通ってしまうと今度は帰るときにもう一度通らないといけないからね。
でも勇気を振り絞って、車がこないことを祈って、わ〜っと叫びながら全速力で通過。天井から水がポタリ・・・。路面も濡れてるし・・・。わーん、トンネル苦手〜とちょっぴり泣きが入る。
知らない土地で単独行は不安がつきまとうもの!気にせず勇気を出して先へ進もう!
でもその先は気持ちいい道が続く。鳥の声もいっぱいで度々立ち止まっては耳を澄ます。

遠国島。

この先は遊歩道。遊歩道も全く人の気配がしないので、この先を進むのはやめにして引き返すことに。
またキョーフのトンネルをワーッと走る。この道、一応ハイキングコースとして紹介されてるけど怖過ぎるわ。

ホテルまで残り1キロの地点にあるコンビニでサンドイッチと飲み物を買い、ビーチで休憩。
途中、いろんな鳥に出会えたのも収穫。鳥についてはまた後日。
何度も訪れている南伊豆ですがはじめて自分の足で走ってみて、地理がよくわかった気がします。地形に起伏があるのも実感。
走った距離約12キロ。道草含めて2時間くらい。歩くよりずっと長い距離を移動できておもしろい。これからは旅行には双眼鏡の他にランニングの用意もしてゆこうと思ったのであった。

おまけ。下田と言えば金目鯛!地金目のせいろ飯です。
お刺身や煮付けの金目もいいけど蒸した金目のおいしいこと!