こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

新林公園トレイル

午前8時半、藤沢駅集合の探鳥会に参加。柏尾川と境川を少し歩いたのち新林公園へ。
この公園には何度か訪れたことがあるがひとりだとなかなかトレイルの奥深くへ入ることができないでいた。
今日歩いたところは、えーっ、と思うくらいの急なアップダウンもあり、駅からこんな近くにこんなに緑が残っていたとは感動であった。登り切ると相当見晴らしも良く、遠くに海も見える。落ち葉もサクサク足元で音をたてる。いつものようにここは走れる!とつい考えてしまったのだが、実際、トレイルランナーにも複数遭遇。いいトレーニングコースになりそう。近いうちに絶対、走りに来ようと決意。

さて、鳥の方はというとそれほど多くは姿を見せてくれなかった。だけどリーダーの方のこういう環境にいる鳥は○○かなと想像しながら歩いて、また違った日に来てみると良いというお話をきいてなるほどなぁと思う。敷地内の木には名前を示す看板もついているのでその木の実を好む鳥を知っていれば、想像力も膨らむだろう。見えない鳥を観るってなんか高等な遊びって感じがする。バードウォッチングって深いな〜。

覗き窓から覗くといると言われているカワセミですが・・・・・・・・・・・・ザンネン。

本日じーっくり見られたのはモズ。クダマキモドキというキリギリスのような虫を枝の上を飛び移りながらパクリ、パクリとつかまえて食べてました。時にはシジュウカラメジロも食べてしまうという話にびっくり。そんなに大きな鳥というイメージは無かったのだけど「下手するとメジロの3倍くらいはある」との説明で、またまた鳥のサイズに興味を持ちました。大きさについてはもうちょっと気をつけて観察してみることにしてみよう。それからツグミも今日がこの冬の初見。高い木のてっぺんにとまってました。
よくみかけるのは地面をチョンチョンと飛び歩きながら採食する姿だけど、まだこの時期は場所が定まらず、高いところからどこに降りようか考え中なのだとのこと。動物でも植物でもいる場所や行動には必ず理由があってそれを知るのは謎ときのようでとてもおもしろい。今日もまたひとつ利口になったような気がしたこびとくなのであった。

おまけ。寒さに耐えて、じーっとしているツマグロヒョウモン(?)
また少し暖かくなったら動き出すそう。ライムのような柑橘類の実のなる木にとまっていたのですが、この場所、片瀬山北公園では蝶の舞う公園にしようということから甘夏、レモン、ユズ、キンカンなど柑橘系の樹木を里親募集して植樹したそう。それぞれの木には里親さんの名前のプレートがありました。蝶が柑橘類を好むということも初めて知りました。いろいろ勉強になります。