こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

BINOS

横浜まで野鳥の会の今年の研究発表を拝聴しにゆく。
年に一度、神奈川支部会員の方々の研究結果をまとめたBINOS(バイノス)という冊子が発行されている。今回はその中から5つの研究結果がスライドを交え発表された。

あいにくの冷たい雨の一日だったが会場は熱気ムンムン。多数の老若男女が集まった。

○大磯・照が崎に飛来するアオバトはお泊まりするのか?
等々力緑地におけるカワウのねぐらについて。
相模湖町寸沢嵐に生息するオシドリとカワウの動向について・・・などなど興味深い研究発表ばかりで楽しく濃密なときを過ごした。中でもアオバトについては何度か照が崎海岸にも足を運んでいるので、そのナゾに少し近づけたような気がして嬉しい。そして丹沢から平塚上空を経由して照が崎へ向かうアオバトの他に藤沢上空を経由し江の島へ海水を飲みにくるアオバトもいるということを知り、来シーズンはぜひ江の島での観察を頑張ってみたいなーと新たな目標を発見したりもした。
オタクの集まりと言ってしまえばそれまでだが、バードウォッチングってほんとに奥が深くておもしろい。皆さん観察するだけではなく研究や保護にも関心が高く、いろいろな側面が絡み合い、また人と人とのつながりが新しい発見につながったりといい趣味の世界だなあとつくづく思う。
「どんな小さなことでも記録することが大切」という言葉が印象的だった。

わたしもいつも持ち歩いている手帳に見た鳥や気付いた鳥の行動をメモしている。それを見るとその年の初音をきいた日もわかるし、渡り鳥が来た日や去った季節もわかる。そのときは何の鳥かわからなくてもあとから知ったりということもある。小さな積み重ねだけど続けてゆけたらいいな。


めっきり寒くなったので今夜は
『うまいもんだよかぼちゃのほうとう』です
ありあわせの野菜を放り込んでグツグツ
いよいよ鍋の恋しい季節ですな〜