こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

海から見た、ニッポン

休日らしく過ごした一日。 坂口憲二海から見た、ニッポンを観る。相方がサーフィンを始めてからというもの我が家ではいつもサーフ関係のDVDが流れている。次々と新しいものを買ってきては繰り返し観ている彼。ゆっきんさんのお気に入りのものもある。(ほんとにそれが始まると正座してみているゆっきんなのだ)こびとくはあまり真剣に観ることはなくなんとなく一緒に眺めていたり、それをBGMにして本を読んだりしていた。でもこれは『坂口憲二』ということもありちゃんと観た。坂口憲二さんが日本中のサーフポイントを訪ねて地元のサーファーと一緒に波乗りする。おいしいものを食べたりもする。お酒飲んで酔っぱらっていたりもする。でもカッコいい。訪れる先が海外ではなくニッポンということもあってなのか流れている音楽も静かめでそんなところも良かった。 坂口憲二さんはサーフィンは僕の人生を豊かにしてくれると語っていたけど、そんな風に自分の人生を豊かにしてくれるものを持つというのはほんとに素晴らしいことなんだと思う(ひどく月並みな言い方だけど)。だから好きなことや趣味というのは人生のスパイスではなくて塩なんだとわたしは思う。つまり欠かせないものなのだ。  このDVD関連でネットサーフィンしていたら『社員をサーフィンに行かせよう』という本をみつけた。著者はパタゴニアの創業者。パタゴニア社では社員はいつでもサーフィン(だけに限らず他のスポーツでもOK)に行っていいのだという。もちろん勤務時間中でもだ。これにはいくつか狙いがある。この本の序文には4つあげられていたのだが長くなりそうなのでひとつだけ紹介したいと思う。狙いのひとつは『融通をきかせること』。サーフィンはいついい波がくるかわからないので前もって予定を組むことができない。だからいい波が来たらすぐに出かけられるように日頃から生活や仕事のスタイルをフレキシブルにしておかねばならない。 フレキシブル! この言葉に揺さぶられたこびとくである。 そうだ、こびとくももっとフレキシブルに仕事をしなくっちゃ。 サーフィンに行けるかどうか、仕事をいつまでに終えなければいけないかという判断が一人でできること、そして不在の間に同僚に仕事を頼めるかどうか(これができれば、病欠や産休も平気だ)などこれらは結局はフレックスタイムとジョブシェアリングの考え方なのだ。 ニッポンの社長さん!!さあ、社員をサーフィンに行かせよう! で、これが本日の湘南。風波が一日中ゴウゴウ言っていた。 このあと図書館で『暮らしの手帖』を読む。 有意義な情報を得た。それはまた後日に。