こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

片野鴨池

東京から金沢に向かった日、フリーキップを利用して金沢からさらに先の加賀温泉駅で下車した。そこから観光客に混じって周遊バスに乗り、着いたところが片野鴨池である。ここはこびとくのバードウォッチングの原点というべき場所である。大学卒業の記念にクラスメイトと温泉に一泊したあと立ち寄り、生まれてはじめてバードウォッチングを体験した場所なのである。初めての体験に心踊ったことを鮮明に覚えている。野鳥の会の仲間に石川出身者だと話すと大抵はこの片野の鴨池行きましたか?なんてことを問われる。そのくらい実は有名な場所なのである。そして渡り鳥にとっては重要な場所。

到着したのは午後2時くらいであいにく鳥たちは食事をとりに外出中。(ここでは餌付けをしていないので水鳥たちは昼間は付近の田んぼなどに出払っている)会いたかったマガンは1羽も確認できず昼寝中のオオヒシクイを観察。(画像はオオヒシクイのはく製)ここはトモエガモというきれいなカモが観察できることで有名なのだが警戒心の高いカモたちは池のはるか奥の方にいて双眼鏡はおろか望遠鏡でも識別するのはかなり難しかった。レンジャーの人に教えてもらってやっとみつける。90%がマガモでその中に何種類か別のカモが混じっているのを目を凝らして探すのだ。しかし、如何せん遠過ぎますなぁ。しかたがないのでビデオ鑑賞することにした。鴨池の四季やガンカモの食事風景や鳥以外の生き物など数種のビデオに見入っていたらもうバスの時間が迫っていた。1時間に1本くらいしかバスがないので慌ててバス停へ走る。そのバス停できこえてきた「フゥ〜」というかすかな声・・・。えっ?!コレはもしや!

ウソだぁ〜!これが先日のブログにもでてきたウソという鳥。
のどの紅色がきれいでしょ。2羽でかなり近くの木に止まってた。