こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

またもや山中湖と吉田のうどんと・・・

昨年末同様、山中湖方面に出掛けた。今年は凍っていない山中湖。去年は凍ってた。湖上にはヒドリガモと何やら黒いカモ?と思って近づいたらオオバンだった。ちょっとびっくり。
そしてお昼はもちろん吉田のうどん!なにしろ富士吉田にはうどん屋さんが60軒以上もあるというのだから訪れるたびに違うお店を試している。これは天ぷらうどん¥400。あげ玉とからし味噌(すりだねという)、水、お漬け物はセルフサービスである。天ぷらうどんというと海老の天ぷらがのっているのかと思ったら玉ねぎのかきあげだった。地元の人たちがわさわさと入店してきて大賑わいのお店だった。

そのあと西湖の野鳥の森まで足を延ばす。もちろん双眼鏡持参である。葉の落ちた森ではどんな鳥がみられるだろうか?

最初に遭遇したのはでっかい霜柱うれしくてザクザク踏んでしまった。森の中には水のかかったところが完全に凍っていて大きなつららがいくつもあった。
冬の森って本当にすてき!
夏には葉が茂っていたけれど今ではすっかり葉も落ちて、頭上をシジュウカラヤマガラの群れが飛び交っている。立ち止まって耳を澄ませば、かすかに聴こえる鳥の気配。シチッシチッという鳴き声や葉のこすれる音、枝が揺れる音。目をこらすと葉影にシメらしき鳥の姿が。こっそりとその姿を双眼鏡に納め、のぞき見る。バードウォッチングの良いところはこんな静かなときを過ごすことができることだなとつくづく思う。
見あげた空はきれいだし、木の枝の形ってカッコいい!

そしてちょっぴりフクザツな気分にさせられるのが餌付けされたヤマガラ。ここではヒマワリのタネが餌付け用に売られており大勢の観光客の手からついばむヤマガラの姿が見られる。
こうした野鳥の餌付けに関しては慎むべきだとわたしは思っている。
だけど可愛らしくてつい女性の手のひらに乗るヤマガラを撮影してしまった。他の種類の鳥は寄ってきていなかったので案外ヤマガラは警戒心のない鳥なんですね。

さて、鳥見シーズンは寒くなるこれからが本番。来年もたくさん鳥たちに出会えますように。