こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

コドモのクツ

小さなお子さんを持つお客さまから届いたお手紙の中に子供靴のことが書かれてあったので、今日はコドモのクツについて。
変だなぁと思うことはたくさんある。まずサイズのこと。
小さいクツなのだから当然、比率からいってもこきざみなサイズ展開になるはずなのに、大人クツ以下の1センチきざみがほとんどだということ。大人のサイズでも1センチ違えば相当の違いなのに、子供の15センチくらいのサイズでの1センチの違いがいかに大きいことか、誰にでも想像できることだろうに。これがホントに不思議。多分、子供はすぐに大きくなってしまうからというのが理由なんだろうけど本当にそれでいいのか。
もうちょっと大きくなった子供については、学校で履く内ばきズックに対する疑問も多くきかれる。
あんなのを履くことを強制されるとなると小さい頃から履き物に気を遣っていたことも全て水のアワとなることであろう・・・。
ひとつひとつあげるとキリがないけど、高いと売れないということもモンダイである。というか製造する側が「高いものは売れない」と思っているフシがある。こびとくも昔、靴関連会社にいたからわかるのだけど、売れるものを作るというのが大前提で会社は動く。いいものかどうかではなくて、売れるもの=いいものとなる訳。この方程式間違ってるよ!

以前、雑誌か何かでみたピコーという靴がいいように思ったのだけど(神奈川県で作っていたと思う)お母さま方、どうでしょうかね。きっとコドモ靴について詳しい方、悩んでいる方も多いと思うのでどうぞ、コメントしてくださいね。


ファスナー付きス二ーカー出来上がりました。
12月はやっぱり忙しくて平日の遅れを
土日で辻褄あわせです。かなし〜