こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

検討中

台風一過の青空です。
昨日は通勤時間に電車が止まって大変な思いをした人が多かったみたいですね。
江の電も止まってました。

だけど・・・。
雨や風がそれほど激しくないのに電車は止まっている・・・そう感じたのはわたしだけ?
江の電って割と災害に強いというかJRが運転を見合わせてても動いてる、という印象を持ってました。
湘南モノレールは風が強いと止まるっていうのは定説ですが江の電は大丈夫!そんなイメージ。
社内の決まりで風速何メートル以上で運転見合わせるというのに従っているのだとは思いますが、JRにしてもちょっとリスクを避け過ぎなのでは?と思ってしまった。
事故になってしまっては取り返しがつかないのでこれからはこんな風に全線不通になるのが当たり前でそれに合わせて始業時間を遅らせたり、休業にしたりすればいいのですが。

こんな風に感じてしまったのも、ある出来事が原因。
それは忘れ物。
割と電車の中に忘れ物をしがちなこびとく。これまでに何度も忘れ物をして鉄道会社に電話しています。あるとき、江の電の中に文庫本を忘れました。連絡をしたら鎌倉駅にて預かっているとのこと。
その受け取りをお願いしたら、江の島駅でできました。つまり、鎌倉から江の島まで転送してくれたのです。
つい最近、江の電の中に傘を忘れました。すぐに気付き、電話をしたらその電車を稲村ガ崎駅で待ち合わせの停車中に調べてくれるとのこと。
だけどその電車、たまたま上りが遅れていたために停車時間がわずかとなり、確認する時間がなくそのまま鎌倉方面へ。結局、鎌倉駅にて預かってもらうことに。
ここで以前に江の島駅に転送してもらった経験があるのでそのようにお願いしてみると『それはできません』の一点張り。全然融通がききませんでした。
これ、忘れ物がJRだったらとか考えると預かってもらっている駅にとりに行くのは当たり前の話で、だから江の電だってそうに違いないのですが、でも届けてくれてもいいじゃん!って思ってしまった・・・。なんか世知辛いなぁと思うのでした。
この何年かの間に世の中全体がこんな風にマニュアル化されて個人の優しい判断を下せないようになってしまったと感じます。昔、自転車を輪行袋に入れて旅した頃は切符を見せなくても駅員さんが『(青春)18きっぷ?』と改札通してくれたものですが。そんなのは遠い昔の話のようです。

ところで、いろいろ検討中です。悩みのタネの裏革をどうするか?
これまでずーっと使い続けていた牛裏革が突然「取り扱いありません」と革屋さんから言われ(しかも担当者も何の前触れもなく変わった)その会社では牛裏革自体の扱いをやめたため、豚か馬に変更を余儀なくされてます。なのでこれを機に中敷きは通気性や防臭、抗菌、滑り止めなど特殊加工された人工皮革に変えようかなと思い、そちらも検討中。まだ価格やロットを提示されていないのでどうなるか・・・。
こびとのくつやの場合は材料費をふんだんに使えるわけではないので本当に悩みます。
「もっと値段上げたら?」と同業の先輩方々にはさんざん言われてますが、フツーの人にフツーに注文してもらいたいと思うとびっくりするような値段にはできず・・・つい先日は「60万くらいにしなきゃ」と言われた

難儀な商売です。